パッケージが赤いのはGOってことなんだろうか。
ゲーム名:キャントストップ
メーカー:Gryphon GAMES
デザイナー:Sid Sackson
プレイ人数:2〜4人
プレイ時間:45分
箱のサイズ:33cm×33cm×5cm
プレイスペース:60cm×60cm(目安)
ダイスゲームとして考えもなくこれを買いました。
古典なのに今も売られているという意味をよく分かっていませんでした。
1.ゲーム概要
このゲームはダイスを4つ振るゲームです。
勝利の条件は、2から12まで数字が書いてあるマスがあり、
そこに3つ自分の駒を置くことです。
ダイスを振ればゴールに近づけることができ、
このゲームにはダイスを振り続けるチャンスがあります。
「キャントストップ」、このフレーズの重みはやった人にしか分からない。
ゲームで使用するボードです。
下から上に向かって、コマを進めていきます。
2.ゲーム進行
手番が回ってきたら、ダイスを4つ振ります。
出た目を二組に分けます。
数を合計すると、2つの数字ができますので、
白のコマを数字に対応した列の開始地点に置きます。
このコマは仮のもので3つあります。
ダイスを振るのをやめた時に自分の駒と交換します。
このあと、ダイスを振り続けるか、
ダイスを振るのをやめるかを選択します。
振り続ける場合、ダイスの出た目に対し二組に再度分けます。
数字に対応した列に白のコマをすでに置いている場合、
白のコマを進めます。
白のコマをまだ置いてない場合、
白のコマを置きます。
もし、コマを置けず、コマを進められなかったら、
白のコマを回収して手番を次の人に回します。
今回の手番では、ゴールに近づけなかったということです。
振るのをやめる場合、白のコマの代わりに自分のコマを置きます。
次に白のコマを置くときは、自分のコマの前に置くことができます。
振り終えることで、ゴールに近づいていきます。
もし、誰かのコマがある数字のゴールに到達すると、
その数字の列にあるコマを回収します。
以後、コマを置くことも進めることもできなくなります。
なので、1番に到達することに意味があります。
一人のプレイヤーが自分のコマを3つゴールに置いたらゲーム終了です。
以下はプレイ中の画像です。
青は端から、緑は中央から、黄はまんべんなく攻めています。
誰が勝っても不思議ではない展開です。
若干、黄が有利な盤面です。
追随するためにダイスをたくさん振って進めたいところですが、はてさて。
3.プレイの感想
非常に単純なルールながら、味わい深いゲームです。
誰に対しても気軽に出せるゲームとしても重宝しています。
勝つためには相手よりも早くコマを進める必要があり、
たくさんダイスを振りたいですが、
もっと振ると進めた分がチャラになるかもしれません。
また、2や12などの出にくい数字は、
少ない回数でゴールすることができます。
どこの列をどれだけ進めるかという判断が悩ましいです。
ダイスを振るという行為が純粋に楽しいので、
どんどん振りたくなってきます。
そうなってくると、ダイスを振るのを止められなくなり、
もうひとりの自分と戦うことになります。
この感覚は独特のものです。
「キャントストップ」でダイスに一喜一憂してみませんか。
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