ジャングルスピードの箱 
ジャングルスピードには巾着袋がついてくる。
ゲーム名:ジャングルスピード
メーカー:Asmodee
デザイナー:Pierrick Yakovenko & Thomas Vuarchex
プレイ人数:2〜10人
プレイ時間:20分
箱のサイズ:15cm×13.5cm×8cm
プレイスペース:80cm×80cm(目安)


多人数で遊べるアクションゲーム。
たまにはリアルタイムなゲームもいいかと。


1.ゲーム概要
このゲームはスピドポタミアに住んでいたアボウロウボウ族が、
族長を決定するために編み出されたものです。

ゲームの目的、勝利条件は自分のカードを早くなくすことです。

カードをなくすためにはスピードが要求されます。
混乱する場面もありますが、スピードが大事です。

2.ゲーム進行
それぞれのプレイヤーは裏向きにカードを配られます。
その後、カードを一枚めくるのを時計回りに行います。

普通のカード 
めくるとこのようなカードが現れます。

カードには様々な模様がありますが、
模様が揃った場合はそのプレイヤー間で勝負が発生します。
勝負の内容は、トーテムポールを相手より早く取ること。
勝つと相手にめくったカードを押し付けることができます。

カードにはなんとなく見ているだけでは間違えるような模様がいくつもあります。
似ているけども違うカードでトーテムポールをとってしまったらお手つきです。
お手つきはみんなのめくったカードを引き取ります。
これが基本のルールになります。

中にはめくった時に特殊な効果を持つカードがあります。

特殊効果1:全員で勝負を行う
一番早くトーテムポールを取った人が勝ちで、
トーテムポールの下にめくったカードをジャックポットとして置けます。

特殊効果2:全員で一斉にカードをめくる
全員でカードをめくった結果、模様が揃ったら勝負が発生します。

特殊効果3:模様ではなく模様の色で勝負が発生する
普段は絵柄が揃ったら勝負が発生しますが、
代わりに色で勝負が発生します。

特殊効果のカード 

配られたカードとめくったカードをすべてなくしたら終了です。

3.プレイの感想
10人ぐらいまで対応のゲームですが、
多すぎるとトーテムポールまでの距離が人によってまちまちになり、
遊びにくいかもしれません。
なのでテーブルというか遊ぶ環境を選びます。

カードには似たような模様がたくさんあるので、
ただのスピード勝負ではなく判断力も要求されるのはいいと思います。
明らかにそっくりなのにためらってしまったり、
迷っているうちにトーテムポールを先に取られてしまったりと、
悔しさを覚える場面も多々あります。
そういうのを含めてワイワイやるゲームです。

人によって得手不得手はありますが、
ハンデとして距離をあけるなどすれば伯仲して面白くなります。


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