「ラコタ」はアメリカ原住民の言葉で、同盟という意味らしいです。
ゲーム名:ラコタ
メーカー:COSMOS
デザイナー:Philippe Proux
プレイ人数:2〜6人
プレイ時間:20分
箱のサイズ:25.5cm×25.5cm×5.5cm
プレイスペース:50cm×50cm(目安)
ボードゲーム慣れしていない人と遊ぶ用、
6人で遊ぶ用、時間調整用など色んな用途で買いました。
1.ゲーム概要
このゲームは、ボード上にひたすら材木を置いていきます。
材木の置き方を極めるゲームと言っても過言ではないです。
ゲームの目的は、自分の所有する材木を使い切ることです。
手番では、1本の材木をボードに置くことができますが、
ある置き方をすることでもう1度手番を行うことができます。
相手にその置き方をさせないようにし、
自分にその置き方をさせるようにするのが考えどころです。
ラコタのボードです。
大きくもなく小さくもなく、絶妙な面積。
2.ゲーム進行
自分の手番でやれることはただ一つ。
・材木を置く
置き方は2通りあります。
・ボード上に置く
・2本の材木の上に橋を作るように置く
後者の置き方ができると、手番をもう1度行えます。
置き方に注意点があります。
材木をかたすように置いたり、
縦になるように置いたり、
3本以上の材木の上に置いたり、
すでに材木が置かれている材木の上には置いたりすることができません。
あと、材木を崩してしまうとペナルティとなり、
手番が飛ばされたり、手持ちの材木が増えたりします。
以下はプレイ中のボードです。
置き方を守ると、このような展開になります。
材木を使いきったプレイヤーが現れたらゲーム終了です。
3.プレイの感想
説明が5分で終わってしまう明快なルール。
だからといって考えなくていいゲームかというとそうではありません。
相手に橋を作らせると不利になるため、
橋を作れない置き方を一生懸命考えます。
初めは積み木を置くだけかよなんて思ったりもしますが、
やっているうちに真剣になってのめり込んでいきます。
材木を崩すとペナルティがありますが、
対戦相手のミスを誘ったときの反応に性格が出て面白いです。
果敢にチャレンジしたり無難な方に逃げたり悪態をついたりなどなど。
会話を交えながらやるとより楽しめます。
直感的にプレイでき、遊ぶ人を選ばないいいゲームだと思います。
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