それはオレの魚だの箱 
後ろのペンギンがいい味出してます。
ゲーム名:それはオレの魚だ
メーカー:FANTASY FLIGHT GAMES
デザイナー:Gunter Cornett&Alvydas Jakeliunas
プレイ人数:2〜4人
プレイ時間:15分
箱のサイズ:12.5cm×12.5cm×4cm
プレイスペース:50cm×50cm(目安)


ペンギンに惹かれて買いましたが、
ゲームの内容もかなり好みです。
タイルのゲームをここまでコンパクトに仕上げたのも見事。


1.ゲーム概要
プレイヤーはペンギンとなって魚を集めます。
他のペンギンに魚を取られないように集めましょう。
おいしい食料をたくさん確保するのです。

2.ゲーム進行
以下の流れでゲームは進行します。
・ペンギンの移動
・魚の入手
ゲームとしてはたったこれだけです。
非常にシンプルです。
あとは魚をたくさん集める方法を考えるだけです。

ペンギンの移動は、6方向に好きな距離を移動することができます。
ただし、他のペンギンが進路上にいたり、
タイルが途切れている場合はそこで移動が止まります。
つまり、ペンギンやタイルの穴を飛び越えたりすることができません。

移動が完了したら、移動する前にいたタイルを入手します。
タイルには魚が描いてあり、魚の数が得点になります。

ペンギンやタイルの穴を飛び越えることができないという部分が、
このゲームでは大きな意味を持っています。
このルールを上手く利用することで対戦相手のペンギンを身動きできなくできます。
それだけ魚の分け前が増えます。
自分のペンギンは動けるようにしつつ、
相手のペンギンは動けなくしたいわけです。
このへんの読み合いで頭を使います。
隅っこの魚を取りに行く時は背中に気をつけたいですね。


全てのペンギンが動けなくなったらゲーム終了です。


プレイ中の光景
ゲーム終盤の状態です。
元々はひとつの島ですが、最終的にはばらばらの島に分断されます。
黄色のペンギンは最初に手詰まりになりそうです。


3.プレイの感想
ゲームとしてはシンプルで直感的なので、
インストからゲーム終了までスムーズに進むところがいいですね。
プレイ時間が短くお手軽ですが、
しっかり考える部分もあり、
ゲーム慣れしていない人にも勧めていきたいゲームです。

プレイ人数によってプレイの感覚は異なります。
2人は運の要素のない真剣勝負になります。
3人はある程度自由にやれます。
4人はそれぞれの思惑で読めない展開になっていきます。
どれも面白いですが、個人的には4人プレイで出し抜いて勝った時が好きです。


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