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天下一武闘会 決勝戦

椰子:侍(綾影) VS ドクターD:性悪怪人 アメンボロス(トライ)

●ラウンド1

「∀゜)アメンボロス、お命頂戴…。」
 拳と脚でリーグを制覇した、正統派格闘家、侍と、逃げたり逃げられたりという格闘大会にあるまじき激戦をくぐり抜けてきたアメンボロス。
 正統派が勝利収め、格闘はやっぱり強いということをアピールできるか、それとも、格闘の無力さを世に知らしめる結果に終わるのか? 注目の一戦!

 アメンボロスは側面から侍に迫る。侍、ミサイルを2発ずつ撃って牽制するが、これは当たらない。
「ゲネゲネ、どこを狙っているALI」
 綾影の脚、目測でわずか数センチの隙間を縫うようにして回避するアメンボロスと、格闘の後、すぐに後ろジャンプし、敵との間合いを取る侍。今までアメンボロスに挑戦してきた機体の中では、最も当たりそうな格闘を幾度も繰り返している。
 というのも、アメンボロスが侍を周回しようと侍後方に潜り込むのを、侍が後方ジャンプして無理矢理正面に捉えようとするからである。
 業を煮やしたアメンボロス、ついにキレる。侍側面からロケットを連打し、怒濤の格闘攻撃に移る。
「燃えろタイガース!ALIっ!」「この距離だALI!」
 突然の豹変に対応しきれない侍、ロケットと格闘の二重攻撃を食らい、大ダメージを被る。
 何とか横ジャンプで追撃を逃れるが、相手の格闘行動は止まらない。そのまま壁際に追いつめられ、連続格闘で撃破されてしまった。
「…不覚。」
 アメンボロスの勝利!
「次からは”燃料タンク”を積んでくるALIよ」

●ラウンド2

「∀゜)アメンボロス、お命頂戴…。」
 さすが決勝リーグ。両者とも高度な近接格闘技術を惜しげもなく繰り出してくる。ようやく格闘大会っぽくなってきたぞ(笑)
 アメンボロスも、侍を好敵手と認めたのか、なんとラプトルをかわした後、先制で格闘を仕掛ける。
 が、これは侍のラプトルが迎撃、壁際に追いつめられたアメンボロス、横移動中に侍の手刀がかすった!
 これに動揺したアメンボロス、なんとかその場は壁に引っかからずに逃げ切るが、いまいち回避行動に自信のなさげな動き。
 紙一重で幾度も格闘をかわしていくものの、さきほどよりも危ない場面が多発する。
 そして戦闘開始から52秒、ついに侍の蹴りが、アメンボロスの真正面を捉えた!
 その一撃で火だるまと化し、爆散するアメンボロス。
「…まずは一つ。」
 侍の勝利!

●ラウンド3

「∀゜)アメンボロス、お命頂戴…。」
 大会初のラウンド3。これはトーナメントを勝ち抜いてきた両者の実力が高いレベルで切迫していることの証であろう。
 侍のミサイルをかわし、侍の背後に回ろうとするアメンボロス。しかし、ここで突如アメンボロスの様子が変化。侍の斜め横から殴りかかったのである。
 とっさにかわす侍。しかし、執拗に追ってくるアメンボロス。ついには侍は壁際に追いつめられる。
「ジャンプか!ここだもらったぁ〜ALI!」
 アメンボロスの大格闘を壁際で受ける。続いて容赦ないロケットの連続攻撃が襲いかかる!
「燃えろ星野監督!ALIっ!」
 焼けこげながらも、なんとか半分は回避する侍。しかしダメージはすでに90%超。眼前にはアメンボロス!
 しかし、ここで侍は残り一発のラプトルを放った。突然の一撃にひるむアメンボロス。
 そこに侍がすかさず蹴りを入れた!
 アメンボロス、大きく吹き飛ぶがなんとか二撃目をかわす。
 両者共にあと一撃食らうと即死状態。側面を突こうと一旦距離を取り、迫ってきたアメンボロスを後ろジャンプで正面に捉え、侍のキックがアメンボロスを捉えた!
 怪人らしく爆散するアメンボロス。
 この時点で、侍の優勝が決定した!
「南ー無ー。」

優勝は椰子さんの「侍」 に決定!


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