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「ギルス」〜寂しき引き立て役の運命〜

第6話  裏切りの酔っぱライダー和樹!!


→結果

1:9号線   2:米子道   3:空港  4:境港   5:ゲネスの残光

プロローグ

 境港を部隊に繰り広げられた「第5話:特訓!ギルス強化作戦」は多数の有志の支援によりつつがなく終了した。防衛機密に関することだけに、2週間を経過した今もって情報公開が不十分であるのは至極残念なことである。地球防衛軍本部の許可が出次第、鳥取支部としてはきちんと情報を公開したいところだ。
 さて、そのギルス強化作戦において、やはり「悪のお笑い結社:ゲネス」は、「レギュレーションを無視して企画に潜入し、ニセライダーを送り込み、かつ見事に敗北する」というお約束を実現してくれた。

 よい子のみんなが悪の滅びていく様をリアルタイムで目撃し教訓を得るにはもってこいの演出であった。地球防衛軍としては喜ばしい限りなのだ。

 この事件が遠因となり、まさかこのような悲劇が起こるとはこの時点で予想だにしたものはいなかった。

:第一幕

ドクターDは自らのレギュ違反(50チップ制限)に気づき、事態の強行突破を企てていた。
【ドクターD秘密基地】
ん?なんだアシロボットVよ。
なになに…訓練バトルれぎゅ?これがどうしたゲネ? (レギュを読むドクターD)
は、はぅー!?こんな制限が・・・(滝汗)
 (ビリビリ)
クケケケ、悪の秘密結社をこぉんなレギュで縛ろうなどと、片腹痛いゲネっ(爆)

しかし、そのもくろみは、ものの見事に「盟友」プロフェッサーRに打ち砕かれた・・・
おードクターDよ。まさかレギュ違反の機体を出したのではあるまいな?
特撮モノで一回しか使えぬニセギルスを浪費したあげく、レギュ違反までやったのだから、
これは負けたら大変なことになるなぁ。
いや、優秀なドクターD殿のことだから万が一にも負けるようなことはないと思うが、一応確認しておくぞ。
君は先の涼格インダストリィ制圧戦で禁断のトライを出して負けているのだ。
いくら首領が寛大なお方でも、ここで負けたら、そろそろ危ないと思うぞ。まあ、張り切って戦うのだな。クックックッ・・・
どうやら、悪の組織恒例の内輪もめが始まったな。(-_☆)
全く、よりにもよって地球防衛軍の回線を乗っ取って内輪もめをしなくてもよいだろうに。
しかし、おかげで奴らの内情が手に取るようにわかるな。
(こちらも同様なんだが・・・)
ゲネスも一枚岩ではないらしい。悪の栄えたためしはない、ということか。

それに引き替え、どうだ!我が地球防衛軍鳥取支部の金剛石よりも堅い結束は!!
平素は規律正しく、一方で保養のため隊員の労をねぎらう宴会も欠かさず、
働き者にして酒豪の和樹隊員が遠慮して杯を持たぬ時は率先して酌をする!
隠れた願望まで読みとる組織の長として抜かりない自分が我ながら怖いぞ。
フハハッハハ!

そうだ、ここは一つ説得を試みてみよう。
回線を開け、平文で隊員連絡用の通常周波を用いる。(悔しいが、通信はダダ漏れだな)

発:鳥取基地司令   宛:盗聴中のドクターD  
また諸隊員も聞いて欲しい。

聞け、ドクターD!
 組織のために労を惜しまず、粉骨砕身、誠心誠意働いているのに己の努力が報われないと感じていないか?
己の出世のみを考える冷たい同僚に疲れてはいないか?
 君の本性は子どもと大空とおもちゃ(それとスピード)を愛する心優しい科学者じゃないのか?
 今ならまだ間に合う。悪の道から足を洗い、光の下で働いてみないか?

 古来より、正義の心に目覚めた悪の組織員は多い。結城博士はライダーマンとなりデストロンを誅した。モグラ怪人はアマゾンを助け、鯨怪人もブラックを助けた。10号ライダー・ゼクロスに至っては、主役そのものがもともと悪の幹部である。いや、そもそも初代ライダー本郷猛様が悪の秘密結社のエリート幹部候補生ではないか。罪を憎んで人を憎まず、ドクターD、我々は君を許す用意があるのだが如何?

 この通信を聞いている隊員各位も同様の判断を行っていると信じる!
誇り高く、夢を抱いて生きようではないか!

 結局、成功すれば世紀の演説となったであろうこの呼びかけにドクターDが応じることはなく、
失敗にうちひしがれるマッドサイエンティストは追いつめられさらに強引かつ無謀な作戦を展開していくことになる。一方で、悪の詭弁家プロフェッサーRは負けることを前提としながら戦果を稼ぐ技で着実にポイントを稼ぎ、ゲネス内部の対立は深刻化していった・・・


参考:ドクターDの苦しい弁明  『「産業廃棄場より語る・・・」主人を選べないアシロボットの悲哀』より
プロフェッサーR様!なんでございまゲネ。うっ、そそれは…
 〜 あの浪費と申されましても…いえ、なんでもないゲジ 〜 
例え、例えかなわずとも、必ずやダークネスはギルスめに一矢報いましょうゲネ…
#うぅっ、なんでこの吾輩があのようなろくに作戦を成功させた事のない奴にガミガミ
#言われにゃならんゲジ!?そもそもあやつ、4月バカ以来なにひとつ成功どころか、
#ずっと敗退続きのはずゲジ。なぜ吾輩ばかりが立て続けに降格処分に甘んじなければ
#ならんゲジか? まさかあやつ、首領と何らかの…毎晩飲みにでも行ってるゲジか!?
#
#だいたい2年前の奴の起こした事故のせいで吾輩の右腕は機械ゲジ(第一話参照)
#まさか…あの頃から吾輩を密かに狙っていたゲジか!? う、うわああぁああぁ!…ゲネ

:第2幕 
 だが、地球防衛軍鳥取支部は他組織の内輪もめをのんびりと観戦している場合じゃなかったのである!!

2002.05.23 (00:48:51)
深夜にもたらされたその通信が、鳥取支部動乱の幕開けとなった!!

基地指令殿こんばんは。
お元気そうで何よりです。
これでは攻め甲斐があるというものです。

六月二日に鳥取の基地を攻めることをここに宣言する。

噂によると僕が酒豪だって事をふれまわっているらしいですね。そのようなことは事実無根であり、暴言です。心外です。運が悪いと肖像権とかも絡んできそうなのです。
昨日も飲ませちゃってもう肝硬変ですよ肝硬変。
ここは男らしくゼファーを駆って先陣に立とうではないかッ。

ルールの説明の説明とかもしちゃうぜっ!

こちらはゼファーと飛行、ホバーを除く50チップ以内の機体を二体率いるんだッ。
守る側は冥界以外なら何でも良し。
ゼファーを倒さないように、かつ判定で勝てばこちらの負けを認めよう。
安心してください。ゼファーを使って卑怯な戦法はしません。

こちらが勝った場合は酒豪と発言したことを謝る。謝りまくる。そして毎日酒でもてなされる。
もしゼファーを落とした場合はひどく汚名をこうむることになる(ここ重要)、かつ負けとみなす。
つまりホバーは射撃してはいけない。そして判定勝ちできるようにしないといけない。歩いたりして、ソフトを組みながらゆっくり向かうからせいぜい戦力を整えておくんだなッ!
基地指令殿、顔を洗って待っていろッ!
必ずだッ!必ず朝起きていろ!早起きは三文の得だからーーー

????。
・・・・・・・・。
!!!!!!!!!!!!!。

何じゃこりゃぁああああ!

和樹隊員からの宣戦布告じゃねぇか!

反乱だと?
和樹隊員目、酒の飲み過ぎでついに脳に異常をきたしたか!?

何が、「僕が酒豪だと言いふらして心外です」だ!?
オフ会の度にたくさん酒をつがれているからてっきり酒豪だと思っていたのに、違うというのか?
それとも「大酒豪」と呼ばなかったから腹を立てているのか?

まあよい、売られた喧嘩は買わねばならぬ!

これまでの経験上、なぜか鳥取県は日曜に襲撃されるようだ。
今週の日曜(5月26日)も危険だ。
Gメラを揚げて早期警戒網を確立せよ。ハヌマン中隊の機動を急げ。ギルスは・・・境港からまだ戻ってないか、くっ。


:第3幕

鳥取支部の危機にいち早く客将K星人ご一行が反応してくれた。
『司令、K星人仮設住宅より全周波通信です。内乱について意思表明をしています。』
よし、ログを記録しておけ。
素早いな・・・少し気になるが、ありがたい。

「K星人通信ログ」
ダイヤの結束とか言った側から謀反だとぉ!?
しかも言ったとか言わないとかつまらぬことで…まぁ、刃傷沙汰とかは往々にしてそんなんが発端になるもんだが。普段紳士的な和樹氏だけに、欝積した何かが強いのだろうか?
いずれにせよ、平和と安全を守る正義の組織にあって、内部で武力紛争などもっての他、軍の先輩と言えども許せぬ!指令が出るまでもなく鎮圧してくれよう。

うむ、とにもかくにも戦力的に不利になることはないだろう。
よし、通常回線平文でK星人仮設住宅に通信を送れ。
こちら基地司令だ。
貴星軍の助力に感謝する。うちの戦力ではターゲットの選別が難しい。強力な砲台OKEの配備を要請する。ただしホバーは撃たぬようにお願いした。
きっと和樹隊員は疲れているだけなのだ。アルコール依存症治療として最高のものが受けられるように取りはからいたい。なんとしてもゼファーを傷つけるのは阻止せねばならん。

和樹隊員、聞こえているはずだ。
君は酒の飲み過ぎで少しばかり疲れて幻覚に苦しんでいるだけだ。
我々は君を許す用意がある。一緒に病院に行こう!!
さて、こちらはこれでいいな。

我々も動くぞ!
 地下ハンガーの整備ロボットへ、最高位アクセスで極秘命令。
「 ハヌマンイクスのターゲットロック回路を「ホバー最優先」に切り替え」だ。
あくまでも万が一の時の備えだが、憂いは残さないように手を打っておかないと・・・・、な。
 なに、古来より「泣いて馬謖を斬る」というだろ?大義は親を滅す、だ。テロリストにかける情けなどなくても良かろう。フフフフフ。 (▼、▼メ)


第4幕

『司令!和樹隊員から通信が入りました。先の説得の返事のようです』

む、早いな。よし、回せ。
こちら和樹隊員です。
司令官殿、自分で飲ませておいて何を言うんですか。あんまりふざけたことを言うと円形脱毛症になりますよ。
あんまりだ〜〜!
・・・決裂、か。仕方ないな。

デフコンをあげろ!総員、出動準備を整えろ。地球防衛軍相互連絡回線を開け。

こちら鳥取支部基地司令だ。
 和樹隊員の説得に失敗した。TOEIC受験による過度のストレスで円形脱毛症となり、異性からの評価が低下する若ハゲを苦にした和樹隊員は捨て鉢になってゼファー特攻を決行するようだ。
 可能な限り救出を試みるが、戦場にはアクシデントがつきものだ。
まだ和樹隊員への通信回路は生きている。各員、最後の別れを告げておくように。

「和樹隊員、君の努力と協力に深く感謝する。今までありがとう。万が一の時は、地球の平和を空から見守っていてくれ!」

K星人より返信。
了解しましたぜ!指令。
折も折、K星からの増援部隊が新型機を満載して日曜には到着する筈、
最新鋭機でもって反逆者に天誅を!
和樹隊員には軍の古参として世話して頂いた。恩を仇で返す事になるが、それは向こうも同じ事。
指令に今まで受けた御恩…慰安旅行の開催・サッカー大会への招待(動員)・古代生物に会わせてもらう・暴走車両や暴走サッカーゴールと遊ばせてもらう・一緒に怪人くも漢に負けさせてもらう…
とにかく様々な大恩を受け!あまつさえこれからプロモCGまで作ってもらえるところだったというのに、酔った挙句乱心して銃を向けるなど不届き千万!!
そちらこそ、首を洗って待っていろ!(いや、顔だったか…?)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
隊員A「隊長、えらい剣幕だな」
隊員B「狼狽してるのさ、先を越されたから
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

にしても、今週ゲネスの襲撃がなかったのは幸運だった。内輪もめの隙など狙われた日にはひとたまりもないからな。反乱の情報は外部にダダ漏れという話もあるが…。ゲネスは意外と紳士的な連中なのかもしれない。変身時攻撃禁止の鉄則というやつか(違)。


よし、さすがにもとは侵略者だけある、反応が早いな。
通信の途中に聞こえた雑音が少し気になるが、今は目の前のことを片づけよう。

K星人殿に返信だ。
こちら鳥取支部司令だ。
「指令」ではないので、貴下の地球言語辞書を改訂しておいてくれたまえ。

本題に移る。
どうも我々がつかんだ情報では、反逆者和樹被告はペーパーキャリアドライバーなので、ゼファーが党略するのは来週以降になるようだ。
仲間割れした上につぶし合いをする非道な組織と思われるのは情報戦略上得策ではない。
なんとか生きたまま無傷であの裏切り者を捕まえて、再教育し(脳を洗うとか色々あるだろ?)、
「実は、実践的な演習でした、お騒がせしましたm(__)m」という声明を出させたいところだ。
なお、いくつかのダミーを伴って侵攻する可能性もあり得る。
留意されたし。

ゲネスのことは気にかかるが、とりあえず放っておこう。
すぐに動きはつかめるはずだ。

司令の予言は的中した。

外注の諜報部員A『よし、27.045MHZ回線だ。作戦がばっちり聞こえてるぞ』
外注の諜報部員B『これでこいつら本当に「秘密」結社か?』


某機関諜報部員の入手した盗聴記録
クケッ、我らゲネスがこんな絶好のチャンスを逃すと思っているなら大間違いゲネ。
アシロボットVよ!今回の計画を説明しよう。

1:まず鳥取に人知れず秘密裏に潜入する
2:物陰から奴らの鎮圧の様子を見守る
3:和樹隊員の鎮圧に成功した敵部隊がいるならそれを襲撃(なければ直接和樹隊員を襲撃)
4A:勝てば全機で和樹隊員部隊(全機)を襲撃
4B:負けたら生き残った機体でもって和樹隊員の部隊(鎮圧戦の生き残り機体)を襲撃
5:ゼファーを撃破出来れば和樹隊員の遺体を回収、ゲネスに持ち帰り改造手術を施す

クケケケどぉーだ、完璧ゲネ?これが成功したらBランク復帰も夢ではないゲネよ♪しかし秘密裏に潜入しようと思うと目立つ機体だと困るゲジなぁ…
よし、ならば北海道大学博物館と上野の科学博物館で最高の改造素材を調達するゲネ。
それにしても、最近なにか研究室が盗聴されているよーな気がするのは気のせいゲジか?

アシロボットVよ、電波モニターを秋月電子に注文しておくゲジ

盗聴されてんだよ!
まあよい、またしょうもないことを企んでいることだけはわかった。

『失礼します、司令!朗報です。
宇宙警察機構から宇宙刑事の派遣が決議されたそうです。司令M殿より通信です』
うぬ? なにやら不穏な動き……
小判、大判、ウォーミングアップだ。もしやのときに備えよ。

ありがたい、どうも多方面から侵攻されると防衛戦力が足りないのだ。

しかし、奴の足取りがつかめんな。5月26日の侵攻が消えたとはいえ、反逆者和樹元隊員はどこにいるのだ?

(基地司令は知るよしもなかったが、その頃和樹部隊は順調に道に迷っていた)
和樹隊員「あのーすいません、鳥取ってどちらに行けばいいでしょうか?」
・・・・
和樹隊員「ああ、はい。・・・はい。あちらを右ですね。わかりました。どうもありがとうございました。」
・・・・
和樹隊員「えっ?このでかいのは何かって?えーと・・・でかいラジコンです・・。それでは・・」
(約十分後)
和樹隊員「危ないところだったぜ。まだ岐阜か。先は長いなぁ。たとえラジコンのコントローラーで操作をしていても自分がコントロールしている物体に乗っていたらそれはラジコンと呼んでいいものなのだろうか。ふむ、非常に興味深い。日誌に書いとこう。」


その頃、K星人一行は着々と出撃準備を整えていた。
K星増援部隊到着に対して、k星地球侵略部隊体調より檄が飛ぶ。
 新隊員一同:ジークハイルK○○○!

 隊長:「諸君!長旅ご苦労。君らの労をねぎらうに最良のもてなしを用意した。そういうわけで早速任務についてもらう」

 隊員C:「最っ低のもてなしだ」
 隊長:「諸君らの最初のターゲットは、和樹隊員。地球防衛軍のNo,2だ。現在総司令と対立状態にあり、1週間以内に全面戦争に突入すると見られる。彼が鳥取に侵攻してきたら直ちに迎撃、敵兵力を全て排除せよ。ただし、和樹隊員自身は可能な限り生かして捕らえろ。以上だ」
 隊員D:「あの、一つ質問があります」
 隊長:「何だ?」
 隊員D:「我々K星軍は地球とその軍事力をほぼ掌握している、そう本国では聞いていました。平和維持のために地球防衛軍に協力する形になっているが、実質の支配権が我々にあることはもはや地球の何人たりとも認めざるを得ない状況だと」
 隊長:「うっ・・・(しまった。報告にそんなことを適当に書いたような)」
 隊員C:「しかし,来てみたらどうです?ここの宣伝物には、あの格好良いCMから隊長がいつも口ずさんでる主題歌まで、K星人のKの字も無い。実権どころか、存在そのものが無きに等しいじゃないですか」
 隊長:「そ、そんなことは無いぞ。ついこの間までは、世にも珍しい車両怪獣ショーで鳥取県民のハートをだな・・・」
 隊員A:「おやめ下さい隊長。そのフォローは余計にみじめになります」
 隊員E:「領土っていったって猫の額のような土地に急ごしらえの掘建て小屋があるだけ。それもオオヤとか言う人に聞いたところじゃ、鳥取支部からの借地だって」
 隊員D:「そのうえ、地球人の司令部が宣伝だの外交だのをやっている時に、我々はプログラミングやOKEの整備作業。これじゃ、どう見ても我々はただの下っ端・・・」
 隊長:「貴様ら!・・・蟻とキリギリスの話を知っているか?」
 新隊員一同:「は?」
 隊長:「地球の古い伝承だ。美しい音楽を奏でながら自由に生きるキリギリスとつまらない単純作業に従事するアリ、一見誰の目から見てもアリはキリギリスよりちっぽけな存在だった。だが、冬になり嵐が来たとき、寒さと飢えで死に瀕したキリギリスが最後に頼ったのはアリだった。分かるか!?確かに司令部の活躍に比べれば、我々の仕事は地味で、ちっぽけでつまらない。だが、そうやってプログラミングや整備をしたOKEで敵対勢力を打ち破って鳥取支部を支えているのは我々だ。その証拠に見ろ!こうして冬になり嵐が来たときには、奴らは我々に助力を請うではないか!こうやってコツコツと戦いを勝ち抜いていくことが、鳥取支部、ひいては地球に対する我々の支配権を増大させ、つまるところK○○○陛下の御意志にかなうことになるのだ。分かったか!」
 新隊員一同:はぁ・・・」
 隊長:「今度の戦いは格好の機会だ。ここで活躍すれば、鳥取支部での我々の地位は一気に上昇する!この戦いこそが、地球侵略のための偉大なる第一歩となるのだ!肝に銘じておけ!以上だ。解散!」
 隊員D:「何だか、うまくごまかされたような・・・」
 隊員B:「忘れろ。いちいち考えていたらここでは身が持たん」

また、例のごとく謎の行動原理を持つ仮面の戦士Sが増援を申し出てきた。
地球防衛軍基地司令殿
仮面の戦士Sより
我が軍を紹介しよう。
チーム名 機体構成 左 中央 右
熱死閃 熱死閃 壱号
(フライド)
熱死閃 弐号
(月影)
熱死閃 参号
(モッキンバード)

コメント
あくまでも予感なのだが、敢えてデスフライドを誘っているように思えたので、誘いに乗りつつ
その対策の逆対策、という形で仕上げてみた。
読みが外れたらただの雑魚に成り下がるかも知れないので、あまり過剰な期待をしていただくほどのものではない。残念ながら、な。まあ読みが当たったら誉めてやってくれ。

とある店のあるじから拝借した兵器による部隊だ。話によると、どこかの大会に備えて作った機体だそうだ。それを今回の作戦に使用できるよう、私が手を加えてみた。原型がどれほど残っているかは教えられぬがな。

とりあえず増援も形になってきたな。
よし、宇宙刑事も正式に派遣されたぞ。
司令Mである。
「宇宙刑事サイダー」をお送りする。ホバー以外を全機ぶち倒し、逃げるトライだ。ゼファーが攻撃されないことをいいことに、緑重量で轢闘を仕掛ける怖れがある。ゼファーの前進速度は高く、逃げ切れるのは素速いOKE のみだ。よって今回は小判の使用は控えることにする。ノーランダーの足ではゼファーから絶対に逃げ切れない。
なるほど、さすがに読みが深い。皆頭を使っているなぁ。

こちらも頑張るぞ。
全力を挙げて情報の解析を急げ、
和樹部隊はダミーを伴い複数方位から侵攻すると思われる。
鳥取県米子市への主な侵攻経路は
1・京都経由の日本海周りで国道9号線を使用
2・中国自動車道落合ICから米子道を使用
3・航空自衛隊美保基地と共同使用の米子空港を使用
4・不審船の暗躍する日本海より海路で境港を使用
以上の4方面だ。



おそらく到着は6月2日深夜になるであろう。

他にもいくつか侵攻ルートが考えられるが、最低この4ルートは防衛しなければ。
現在、K星人殿が増援に駆けつけてくれているし、宇宙警察機構から宇宙刑事が派遣される予定がある。
私は本部を守る。

また、諜報部の報告では落ち目のマッドサイエンティスト・ドクターDがなにやら企んでいるようである。各員留意されたし。



本編
ついに決戦の時を迎えた。

戦力の配備状況は6月2日24:00の時点で以下の通りになっている。

防衛ポイント 防衛戦力 侵攻兵力 その他
1・京都経由の日本海周りで国道9号線 K星人(未到着)
反乱用特殊小隊特殊小隊

#偵察用コピーギルス単機
謎の巨大ホバー
2・中国自動車道落合ICから米子道 支援無し
#偵察用コピーギルス単機
謎の巨大ホバー 高速道路で犬の散歩をする怪しい通行人
3・航空自衛隊美保基地と共同使用の米子空港 仮面の戦士S(未到着)
熱死閃
#偵察用コピーギルス単機
謎の巨大ホバー 線路工事現場の建設機械
4・不審船の暗躍する日本海より海路で境港 司令M
宇宙刑事サイダー
謎の巨大ホバー

夜ということもあり、和樹元隊員の本体が4ルートのいずれかなのが判別しないまま、各箇所で交戦に突入した。

・国道9号線においては、トリックベントで一時的に分身したギルスが無謀にも単機で謎の巨大ホバー隊に挑み、時間稼ぎに成功。
>K星人本体が到着し、決戦が始まる。

・米子道においては、支援を得られないままやはり単機でギルスが巨大ホバーに挑む。はずであった。
だが、高速道路で犬の散歩をするあからさまに怪しい通行人に、ギルスのワイズマンオーブが悪を敏感に感知した!
>そう、ゲネスが潜んでいたのだ!

・米子空港において、仮面の戦士S氏の到着を待つべく時間稼ぎするコピーギルス。
力尽き、コピーベントの効果が切れて消失するギルスの背後に「熱死閃」が駆けつけた。
>だが怪しげなマークを付けた建設機械がその様子をじっと見ていた・・・

・海上保安庁と海上自衛隊美保通信所と航空自衛隊美保基地により、日本海沿岸にしては密かに鬼のように厳重な警戒態勢がとられている境港近海に、闇に乗じて近づく大型ホバーがあった。
 さすがに、海上保安庁の巡視艇と正面切って撃ち合うほど愚かではないのか、多方面の大型ホバーと厳重な警備を警戒してなかなか上陸できないでいた。
そう、ここにアルコール依存症予備軍候補認定可能性保有者の和樹隊員が居たのである。
>和樹隊員は、ホバー対決を制し、無事鳥取支部地下ハンガーまでたどり着けるのか?




結果

「9号線戦線」
ギルス 地球防衛軍鳥取支部超人気主力思考機。自我を持ち、子ども達の未来のために戦う。
ミラーワールドライダー「ナイト」からトリックベントを借りて分身し、4つの侵攻ルートに分散して警戒網を形成していた。

正義の味方は、たった一人で勝ち目のない戦いに赴いてこそ、子ども達に希望を与えるのだ!
和樹ダミー部隊 ダミーアレクサンダー(ゼファー):ワイバーン16発
スクリュードライバー(ラスティ):ラプトル12発
ギムレット(ホイリー):ロケット・ムラマサ6発・装備

(司令のつぶやき)
重砲撃部隊である。前衛をロケットホイリーがつとめ、後方よりラスティが援護砲撃を行う。そして、ダミーゼファーがワイバーンをぶっ放しながら、スナイプビームでちくちく打ち込む。
捨て部隊故か、肝心のゼファーとあまり連携がとれていない。
反乱用特殊小隊特殊小隊
(K星増援部隊・隊員CDE)
左翼:デスサラマンダー(プリースト) ですすふぃあ8発 妨害・修復
中央:デスディガンナー(チキン) ですすふぃあ8発 妨害・加速
右翼:デスシンカー(フライド) ですすふぃあ6初 修復

 K星バトルストーリー
遂に到着したK星本国からの増援部隊。しかし…
隊員C「ったく。やってられねー。反乱を起こした地球人なんかぶっ殺しゃいいんだ」
隊員E「まぁ落ち着け。今隊長に逆らうのは得策じゃない」
隊員D「いっそのこと、和樹隊員を始末してから、がら空きの司令部を攻めるか…」
隊員C「いいねぇ。その案」
隊員E「お前等…」
隊員D「冗談だよ。冗談」
隊員C「そうそう…」 ニヤッ ̄ー ̄)



 機体解説
万が一の事態に備え、隊長がK星にてひそかに開発させていた「反乱専用部隊」。地球防衛軍の機体との戦闘を想定して、対地地雷を大量に装備している。自分が反乱を起こすために開発した機体とのまことしやかな噂がデマなことは言うまでもない。

(基地司令のつぶやき) 恐怖の毒キノコ部隊。奇しくも機体名は惑星ZIガイロス帝国ゾイドと酷似している。
モラール(士気)も低いがモラル(徳)はもっと低そうだ。
いいのか?こんな連中に未来をたくして?

#チキンハンターというのも気になる。もしやゲネスの回し者か?



・ギルスVS和樹ダミー部隊

 片道1車線の国道9号線が山陰本線と平行してはしっている郊外でホバー部隊を待ちかまえるギルス。超然と現れた、酒飲み和樹元隊員のカクテル軍団。
決戦の火ぶたは幕を開けた。
 ギルスは100m以遠だと何一つ攻撃手段を持っていない。3機から怒濤のミサイルの連射が始まり先制攻撃を受ける。すかさず誘導妨害装置を起動して回避を試みるギルス。
 だが、キューケン3機に苦戦したギルスである。まず、ダミーホバーからのビームをかわしきれず被弾する。妨害しているのにもかかわらず、ギルスの周囲にはつねに5,6発のミサイルが漂っている。どの方向へジャンプしても確実にアクシデントが発生する。
 未だ手数0のまま、ミサイルの3斉射目がギルスに降り注ぐ。
 3方向からカノン・ビームと共に降り注ぐラプトルとワイバーンとムラマサ。誘導妨害で追尾能力をを失っているにもかかわらず慣性で突っ込むミサイルにまともに被弾してギルスは爆算した・・・。

今回の見せ場無し!やはり、孤独なヒーローは現実だと戦えないのか?


・和樹ダミー部隊vs反乱用特殊小隊特殊小隊(K星増援部隊・隊員CDE)

 しかし、ギルスの敗北は無駄ではなかった。行軍状態から一度戦闘状態に移行した部隊は、再編成に時間を要する。補給を終えて再び進軍を始めたダミー部隊の前に、K星からの援軍が追いついたのだ!
 
 開幕からミサイル攻撃を開始するダミーホバー隊。しかし、誘導妨害装備の航空部隊に対して有効な打撃力を発揮できない。そして、うろちょろするむやみにでかいゼファーを無視して、前線に出る対空能力が皆無に等しいロケットホイリーへデス14発装備の対地爆撃機兄弟が襲いかかる。
 ギムレット消滅。
 ラスティネイル「スクリュードライバー」懸命な砲撃を行っていた。だが、目標「デスシンカー」は天下の高機動対地攻撃機フライド種。惑星ziで共和国将兵に恐怖を叩きこんだ海空両用ゾイドの名を持つフライドは、冷静に任務を遂行する。ホイリー戦に残していたデスを投下。回転ねじは一度動きを止めると果てしなく不利になる。ようやく立ち上がったとき、図体のでかいゼファーを迂回してやってきたデスディガンナーが、虎の子のデスを惜しげもなく前方射出。
 回転ねじは永遠に回らなくなった。
 あとは戦場をぐるぐると回る巨大ホバーだけとなった。K星の隊員達は以外にも律儀に命令を守り手を出さない。(‥;)
 120秒経過、9号線戦線は終結した。


反乱用特殊小隊特殊小隊(K星増援部隊・隊員CDE)任務遂行!!





「米子道戦線」
戦力紹介

ギルス 分身体の一人。米子道を見張っていた。そしてある物を目撃する!!
難局物語 左翼:ジロ (パークドッグ)
中央:通行(怪)人 A (ノーランダー)
右翼:タロ (パークドッグ)

 犬の散歩をする通行人に偽装したチームで、上野の科学博物館と北海道大学博物館に
それぞれ保管されていた某兄弟名犬を改造手術で甦らせ結成したチームゲネ。
通行人の指令により南極での生存経験を活用したサバイバルモードと
雪上車にじゃれつくくせを利用したアタックモードでゼファー破壊及び
和樹隊員の誘拐を謀るゲネ。
なお、通行人は任務達成の折りにはゲネス関与の証拠を残さないゲネ。
新聞報道で体調10mを超える巨大犬、と報道された事件の正体。
相変わらず、ゲネスの作戦は何を考えているのか不明。
そもそも、高速道路で犬の散歩を行うという偽装が通用すると思っているのだろうか?
和樹ダミー部隊 ダミーアレクサンダー(ゼファー):ワイバーン16発
スクリュードライバー(ラスティ):ラプトル12発
ギムレット(ホイリー):ロケット・ムラマサ6発・装備

(司令のつぶやき)
重砲撃部隊である。前衛をロケットホイリーがつとめ、後方よりラスティが援護砲撃を行う。そして、ダミーゼファーがワイバーンをぶっ放しながら、スナイプビームでちくちく打ち込む。
捨て部隊故か、肝心のゼファーとあまり連携がとれていない。

 鳥取県で最も早く全国展開中のコンビニエンスストア「ローソン」が建設されたのは米子市であった。
(危うく、離島の沖縄にさえ敗れるところであった・・・。パスポートの必要な独立国島根よりも遅いのは屈辱である。)その原動力となったのは、米子道である。山陰初の高速道路は交通の便を革命的に改善した。
 当然、陸路の本命はここである。和樹隊員もここから現れる、そう確信したギルス(の分身)は、大山パーキングエリアで鬼の形をしたバス停留所に腰掛けて、名物のアイスクリームを食べながら待機していた。
 ついに、南側より巨大なホバーを視認する。全システムを戦闘モードに切り替え、ギルスはホバーの迎撃に立ち上がる。
 そのとき、あり得ないものを目にした。深夜の高速道路を踊りながら巨大オヤジが2匹の機械犬を連れ歩いているのである。
 「ウヲオオオオオオオオオ!」
 仮にもホバーはかつての仲間和樹隊員の部隊。目の前にいるあからさまに怪しげなゲネスを見逃すわけにはいかない。ギルスは猛然と襲いかかる。

<ギルス対ゲネス「難局物語」>


 戦闘距離は両軍共に長くはない。40mのオートガン機体2機と、ネグローニと同コンセプトのノーランダーならば十分にかみ合った戦闘になる、はずであった。

 しかし、、、2脚OKEに多対1の戦闘は望めない。近距離定期ミサイルで体勢を崩し、グレネード投擲に持ち込もうとしても、左右からの挟撃により回避を強いられてしまう。その間に易々と体勢を整えた相手から手痛い反撃をもらう。
 一度足が止まれば、袋だたきで沈むまでそう時間はかからなかった。

#ギルス活動停止・・・


そして、仮面ライダーを葬った勢いで和樹ホバーに襲いかかるゲネス部隊。

<ゲネス対和樹ダミーホバー>

しかし、ギルスを援護しなかったことからもわかるとおり、この部隊は和樹隊員の本体ではなかったのだ!
ミサイルとカノンの猛攻に耐え、タロを失いながらも、なんとかホバーを葬り去るゲネス。
カノン砲撃のラスティ「スクリュードライバー」を仕留めるのが遅れていれば、全滅したのはゲネスの方であった。ともかく、連携機動を採らず戦場をうろうろしたダミーアレクサンダーは破壊された。

巨大ホバーの残骸を漁るゲネスOKE。しかし、そこには生命体反応を感じることは出来ない。
操縦機構もなく、巨大なCPUとチップテーブルが確認された。

物言わぬOKE通行(怪)人AとジロはドクターDの最優先命令に従い、和樹隊員を求めて米子市の中心へと引き返す。


米子道戦線終結
全陣営任務失敗
ゲネス部隊、損傷甚大なるも作戦を続行す
。







「米子空港」
戦力紹介

ギルス 分身体の一人。もはやただのやられキャラ。(前から?)
和樹ダミー部隊 ダミーアレクサンダー(ゼファー):ワイバーン16発
スクリュードライバー(ラスティ):ラプトル12発
ギムレット(ホイリー):ロケット・ムラマサ6発・装備

(司令のつぶやき)
重砲撃部隊である。前衛をロケットホイリーがつとめ、後方よりラスティが援護砲撃を行う。そして、ダミーゼファーがワイバーンをぶっ放しながら、スナイプビームでちくちく打ち込む。
 初期放映段階では、さんざんな戦果であったが、後に憲章を重ねるほど強さを増した不運きわまりないチーム。
 初期段階でホイリーのムラマサが効果的に妨害を削り取り、ゼファーのワイバーンが猛威を振るう。ラスティは一貫して安全な後方から効果的な砲撃+ミサイルを打ち込んでいた。
 
チーム名:熱死閃 機体構成
左:熱死閃 壱号(フライド)
中央:熱死閃 弐号(月影)
右:熱死閃 参号(モッキンバード)

コメント
 あくまでも予感なのだが、敢えてデスフライドを誘っているように思えたので、
誘いに乗りつつその対策の逆対策、という形で仕上げてみた。
 読みが外れたらただの雑魚に成り下がるかも知れないので、
あまり過剰な期待をしていただくほどのものではない。残念ながら、な。
 まあ読みが当たったら誉めてやってくれ。
(司令のつぶやき)  思い切り深読みしすぎているようで読みは外れているんじゃないか?
骨董価値を持つ投下爆弾「堕天使」搭載フライド!
意外なところにまでゲネス菌が感染しているようだ。
デコイモッキンの存在ミサイル回避力が決めてとなるか?
外根須建設 左翼:大型ブルドーザー (ホイリーコーン)
中央:マルチプルタイタンパァ (マリアエレナ)
右翼:飛ばせ大空DASH8 (チァーイカ)

 線路工事現場の建設機械に偽装したチームゲネ。(DASH8?どうも無断で敷地に入って勝手に飛ばしている奴がいるようゲジな(^^;;;)一見和樹隊員編成かと思わせ、姑息…ぢゃなくて狡猾に防衛戦力の突破を謀るゲネ。全て50チップだが編成は極めててきとーゲジ。
(司令のつぶやき)  出たか・・・。
何をどうトチくるったら空港に線路工事の建設機械が作業しているなんて偽装を行うんだか。
 しかし、今回はゲネス悪趣味路線の中でも比較的高性能機を選んできているような。
 いつもより火力だけは高いので気になるな。
 一日の就航便数が往復で9便(奇数)という不思議な米子空港。当たり前だが赤字丸出しのこの空港は、以外にも昨今の風潮に反しさほど税金の無駄遣いとしてやり玉に挙がらない。
 それは航空・海上自衛隊のお膝元として、日本海方面を警備する重要拠点として活躍する美保基地と共同使用されているからである。
 プロジェクトXにも登場した、国産の名レシプロ旅客機YSがその姿を長く輝かせていたこじんまりした空港には、国産の欠陥輸送機として悪名高いC1(燃費が悪くて足が短く(航続距離が短い)、ペイロードが少なく、かつ高い。という三重苦を備えていた。ついでにうるさい。)の鰹節寸胴体型が飛び立つ姿を毎日確認できたほほえましい場所であった。
 航空自衛隊主催の祭展では、国産航空演技チーム「ブルーインパルス」がその勇壮な姿を披露するも、滑走路が短すぎて着陸はしてくれなかったといういわく付きの空港である。

 その米子空港に怪しげな一団が待ちかまえていた。悪趣味な猛禽マークをあしらった建設会社のブルドーザー、「外根須建設」。
 だが、本来空港には不似合いな線路工事用と明記されているその工業車両にギルスは気づかない。
米子空港のすぐ横には、1両編成の汽車が走る路線延長20kmしかない「JR境線」が走っているのだ。まさか、そこまで調べていたのか、ドクターD!?

 かくして、空路現れたダミーホバー隊に対し、例のごとく単身ギルスが挑みかかる。

<ギルス対和樹ダミー部隊>
 今回はちょっと回避運が良かった。ミサイルをうまくかわし、前に前に飛び込むと、そこにはホイリーが!ロケットの嵐を横っ飛びでかわし、近接ミサイル+格闘を発動!強いぞ、ギルス!!
 と喜んだ2秒後には、ゼファー「アレクサンダー」から放たれたミサイルの斉射がギルスの生体装甲を吹き飛ばす。無慈悲にホイリー「ギムレット」のロケット追撃が炸裂。

 コピーギルス消滅。

・・・ウォーミングアップは終わった。
 空港を出て一路鳥取支部へと進路をとる和樹ダミー隊。だが、米子空港は軍事空港だけあって激戦区となる。
 怪しく目を輝かすゲネス建設一味。彼らがその正体を現す前に、例のごとく例のようにどこにでも首を突っ込む「仮面の戦士S」派遣部隊が颯爽と現れた。

<和樹ダミー部隊vs熱死閃>

 先の9号線方面においては航空部隊にあっけなくやられてしまった和樹カクテル隊。だが、そのご健勝を重ねれば重ねるほど、本番以外では航空OKEを圧倒的なミサイルの数で吹き飛ばしていく事実が確認された。
 OKEにも制作者の運が宿るのだろうか?
 不幸の星のもとに生まれていると思われる和樹元隊員のOKEたちが一斉に戦場へ飛び出す。
一方、これまで数々の難敵を撃退してきた仮面の戦士S。今回はおごりか自信からか「投下爆弾フライド」を投入してきた。

 囮ミサイルで順調に対ミサイル装備を削っていく和樹カクテル隊。熱死閃参号(モッキン)のデコイこそ残るにせよ、開幕15秒の段階で後がなくなる熱死閃たち。
 だが、最強の対地攻撃機であるフライドは、機雷を持たない地上OKE最悪の死角「頭上」を保持することに成功する。シナリオモード以外では目撃したことのない投下爆弾フライドがその猛威を振るっている!!?直撃こそしないものの、車両の丸焼きをつくろうとあぶるあぶる。
 しかし、使われない武装には使われない理由があるのだ。投下爆弾で頭上に張り付くことを誰も実装しないのは、なにも機雷が危険だからだけではない。機動力=回避力である軽量OKEフライドが、その足を止めてのんきに爆撃を楽しむとどうなるか?投下爆弾はどうみてもグレネードよりも熱やダメージ効率が悪そうだ。(事実、悪いということが証明されている。)
  初めて気づいたのだが、ホイリーのミサイルってかなり射撃仰角が上まで撃てるようだ。あたらない投下爆弾を当てるためにのろのろと上空を飛び回る熱死閃壱号に真下からのミサイルが襲いかかる。
 根性で回避したところはギムレットの中距離正面。 ホイリー「ギムレット」が頭上で我が物顔に振る舞っていた「熱死閃 壱号」になんとをロケットをぶち当てる。
 そこに ゼファー「アレクサンダー」が大王の怒りをぶちまけワイバーンを乱射。妨害のつきた熱死閃1号はコレをまともに直撃。
 熱死閃1号爆散。(30秒過ぎ)

 あ!?いつのまにか熱死閃参号(モッキン)まで落ちている!?リプレイで確認すると、20秒過ぎにデコイを使い果たし、ゼファー「アレックス」のちくちくビームに気をとられているところへラスティ「スクリュードライバー」のカノンがクリーンヒット。修復機動で機動性が落ちたところに「スクリュードライバー」のラプトル斉射が襲いかかっていた。
 熱死閃2号20秒過ぎに爆算していた・・・

 一人生き残る弐号(月影)。実は密かにラスティを回避に専念させるなどいい仕事をしていたのだが、空の僚機が共に散った今、凶暴なカノンとビームの十字砲火に加えて、突撃車両が迫っている。

 体力を削り取られた弐号は、懸命にも高機動を生かして狙いを鈍いラスティにしぼりピョンピョンと近づいていく。一度受けに回るよ落ち目の阪神よりも弱くなるラスティ種の「スクリュードライバー」、さっきまでの威勢はどこへ消えたかひょこひょこ逃げまどう。

 だが、今回前線を任されたホイリー「ギムレット」は己の仕事を忘れない。わずかに残った主砲のロケット射程に弐号を捕らえた瞬間、焼きがエルを完成した。
 
#和樹ダミー体、迎撃成功


 ふと気を緩める和樹隊。そこにゲネス建設がその正体を現した。


<和樹ダミー隊vs外根須建設>
 いくら何でも、補給と修理は完了する時間が与えられたようだ。
フルスペックを取り戻した和樹ダミー隊が外根須建設を迎撃する。
 
 しかし、、、
さすがゲネス。やることがせこい。
和樹隊員の乗機(とそのダミー)はゼファーである。当然だが、オプションは一つも使用できない。
図体がでかくて動きは鈍くて誘導妨害も使えない輸送機がミサイルをかわせるはずはないだろ?

チャーイカ:ラプトル16発
ホイリーコーン:ラプトル12発
マリアエレナ:ラプトル12発
合計:ラプトル40発
その半数、きっちり20発を絶対にかわせない相手に開幕で撃つか!!?

懸命に左移動でかわすアレクサンダー。だがかわせるはずもなく、次々次々次と被弾。
いきなり耐久力の95%を奪われ、熱でさらに3%を失った。

 しかし、耐久力残り2%であっても機体は生きている。
最後の力を振り絞り前進。ダッシュ8にミサイル2発斉射。その2発目をくらい傾いた瞬間、芸術的にスクリュードライバーの支援カノン砲撃でダッシュ8は吹き飛んだ。
 だが、その勝利を見届ける前にダミーゼファー「アレクサンダー」はダッシュ8の主射でとどめを刺されていた。

 ゲネス側の残りは定期ミサイルによりビームのみを残すマリアエレナ「マルチプルタイタンパァ」と、前衛ホイリーコーン種の「大型ブルドーザー」。
 和樹ダミー隊も前衛は同種のホイリー「ギムレット」。後衛がラスティ「スクリュードライバー」。
残り弾薬と火力支援を考えると和樹隊員側がやや有利か?

 すでに主であるゼファーを討ち取られた和樹隊にはこの戦闘の後はない。目的を果たしたゲネスに対する仇討ちは成功するのか?

 突撃する両軍の前衛。ロケットの応酬。回避はほとんど不可能。
わずかに火力支援の差によりゲネスホイリー「大型ブルドーザー」がスクラップになる。
 だが、ロケット車両が正面から撃ち合いをしたのだ。勝者の熱量が低いはずはない。自らの名を冠した勝利の美酒に酔いしれるまもなく、ギムレットも土に帰った。

 のこるは非力だが身の軽いマリアエレナと、火力はあるが動きの鈍くて鈍くて仕方がないラスティネイル。共に後方にいただけにダメージは0。残り70秒以上を残す長い戦いが始まる。

 オフセット機動で横に滑りながら、プチプチと攻撃する「マルチプル」。しかも弾種は「クリートパルスガン」。こういうセコイ戦いをさせたらゲネスの右に出る製作集団はいないだろう・・・・。

 懸命に回避しながら、でかい一発を狙うスクリュードライバー。パルスガンにおびえ回避地獄に陥っているその様は哀れですらある。

 120秒後、耐久力の4割を削り取られてたスクリュードライバーは、主の仇を取り逃がし判定負けした。

結果


#和樹ダミー隊空港方面部隊、ゲネスと差し違える。


#ゲネス残存機マリアエレナ「マルチプルタイタンパァ」、単機任務を継続する。







「境港」


戦力紹介
ギルス 分身体の一人。もはやただのやられキャラ。(前から?)
宇宙刑事サイダー 機体構成:宇宙刑事サイダー(トライ)×3

司令Mのコメント:
 「宇宙刑事サイダー」をお送りする。ホバー以外を全機ぶち倒し、逃げるトライだ。
ゼファーが攻撃されないことをいいことに、緑重量で轢闘を仕掛ける怖れがある。
ゼファーの前進速度は高く、逃げ切れるのは素速いOKE のみだ。
よって今回は小判(ノーランダー)の使用は控えることにする。
ノーランダーの足ではゼファーから絶対に逃げ切れない。
(司令のつぶやき) 毎度強力な増援を派遣する宇宙警察機構の司令Mが送る高速ホバー刑事。
好きのない作り込みは、今回のレギュに限らず強力な戦力を発揮するであろう。
問題は、特殊レギュに対応したプログラムがゲネスの襲撃部隊とどう対応するかである。
和樹元隊員反乱本部 アースクラフト(ゼファー:和樹隊員搭乗):ワイバーン16発
スクリュードライバー(ラスティ):ラプトル12発
ギムレット(ホイリー):ロケット・ムラマサ6発・装備

(司令のつぶやき)
 酒乱和樹元隊員直率の重砲撃部隊。

ダミー隊は悪魔に呪われてスペックが発揮できていなかったが、
果たして本体はどうだろうか?

無人OKEの戦場に突入する有人キャリアの運命やいかに?

 日陰の町、陸の辺境とうの影口に耐えて、水揚げ量日本第三位を誇る良港「境港」。だが、水揚げ額に直したとたん、ランキングは10位以下に落ち込む。
 「イワシ専用漁港」などと不名誉な称号を冠せられるゆえんである。冬場には立派に日本海の至宝「ズワイガニ」を水揚げしているのに。。。
 だが、そのカニも韓国、北朝鮮、ロシア、中国の不法領海侵犯漁船団にいいように乱獲され水揚げは減る一方。しかも、せっかく水揚げしたズワイガニも山陰地方ブランド名「松葉ガニ」では消費者イメージがいまいちなので、わざわざ北陸まで搬送されたのち、彼の地の工房等で「越前ガニ」という現地ブランドに置き換えられて販売されているていたらく。

 過疎化の進む漁港を守るため、境港市出身でほぼ唯一の有名人「水木しげる」をアピールし、町の特産を「ゲゲゲの鬼太郎」にするという奇天烈な企画を大まじめに推進している。赤字不採算路線JR境線もこの企画に便乗し、1,2両編成の「鬼太郎ペインティング汽車」を運航させている。

 他には、海上保安庁の拠点と、航空自衛隊美保基地管制用兼海上自衛隊警戒用超巨大レーダー「象の檻」が設置してある町であることがあげられよう。例の不審船進入を最初に通報したのはこの美保通信所であった。

 その海自警戒網に怪しげなホバークラフトが引っかかる。有事法制の整備されていない自衛隊がまともに身動きのとれない中、超法規実戦部隊・宇宙警察機構より派遣された、単独捜査権+処刑権を付与されている宇宙刑事「サイダー」が迎撃に向かう。

 果たして和樹元隊員の反逆は基地司令ののど笛をかみ砕くことが出来るのか?
 それとも宇宙官権の縛についてしまうのか。

<和樹反逆軍本体vs宇宙刑事サイダー小隊>


 上陸した和樹隊に対し左壁周回で侵攻するサイダー(トライ)3機。ダミー部隊において常に前衛を務めてきた右翼に位置するギムレット(ホイリー)がまともに接触する。
 サブウェポンにデススフィアを装備したショットトライ3機を相手に、重格闘ロケット車両が単機で出来ることはあまりに少ない。
 基本的に左移動をつづける和樹隊員のゼファーと、左翼配置のラスティ「スクリュードライバー」は戦場の反対から懸命に長距離射撃とミサイル砲撃の支援を行う。カノンとビームとラプトルの支援を元に、いくつかのロケットを至近弾として収束させサイダーを焙るギムレット。
 だが、サイダー3機から散発的に放たれるミサイルとショットにより、ギムレットは確実に命を削られていった。思い出したように至近に置きみやげとして残されるデススフィアも痛すぎる。サイダーは長期戦を見越して無理をせずゆっくりと削りつづける。
 20秒を待たずにギムレットは命の杯を砕かれた。
 
 その頃、左壁周回で戦場を一周してきた和樹隊員乗機「アースクラフト」がサイダー小隊の前に現れた。物言わぬ忠良なる部下の仇を討つべくワイバーンを打ち込む。

 だが、サイダー達は痛い有効打を浴びながらも任務を冷静に遂行する。
<最優先指令:反逆者酒飲み和樹の逮捕。生体機能を停止させてはならない。>

 作戦通り、優越した機動力を持ってアースクラフトから離脱すると、3機のサイダーはカノン支援機スクリュードライバーの元に悠然と集結を開始した。 

 ほとんどのサブウェポンをギムレットに使い果たしたとはいえ、各機1,2発のデスとミサイルを残していた。動きの鈍いラスティを守勢に回すには十分である。オフセット機動で周囲を旋回する最高機動ホバーを相手に、スクリュードライバーはなすすべがない。
 40秒過ぎ、スクリュードライバーのスピリットは尽きた。

 護衛を失い丸裸となった和樹隊員。もしかすると愛機の中でやけ酒を飲み裸踊りを始める頃かも知れない。懸命に残された武装で遠くをうろつくサイダーへ攻撃を試みる。
 だが、残ったデスを嫌味のように配達にきたサイダーの一人にビームが命中した他は、まともにダメージを与えることは出来ない。遠くで犯罪者をあざ笑う宇宙刑事達。

120秒戦闘は終了した。

 
宇宙警察機構指令Mは
 サイダーを用いて反逆者和樹隊員の拘束に成功した!!



 地球防衛軍鳥取支部酔っぱらいの反乱は、終息した・・・・ 




ゲネスの残光
 
 だが、まだ事件は終わっていなかった!
そう、ゲネスの残党が和樹隊員を狙っていたのだ。


戦力紹介
米子道のゲネス残存戦力 空港のゲネス残存戦力
ジロ (パークドッグ)
通行(怪)人 A (ノーランダー)
マルチプルタイタンパァ (マリアエレナ)
和樹隊員乗機アースクラフト(ゼファー)
和樹隊員を護送中の宇宙刑事サイダー×3

 境港でとれた海産物を近畿圏の都市へ輸送するために整備されている国道431号線、通称「産業道路」。砂浜が美しい弓ヶ浜半島の海岸沿いを、防砂林に囲まれながら走るのどかな道路である。
 深夜の米子道を駆け抜ける4体のホバー。
電磁ネットにより操縦機能をロックされ、搭乗者の意向を無視して自動プログラムで走るゼファー「アースクラフト」と、和樹隊員の護送に当たっている高速高速ホバー刑事3機の「サイダー」である。

 そこにテロリスト達が立ちはだかった。

 作戦を失敗しつづけ、同僚には嘲られれ、スカウトした仲間には裏切られ、敵にまで同情された落ち目のマッドサイエンティスト・ドクターDが放った刺客の残党である。

 宇宙刑事とマッドサイエンティストの部下が、それぞれの意地と任務のために衝突する。


<宇宙刑事サイダーvsゲネス残党部隊>

 左壁周回気味のオフセット機動で集結する3機のサイダー(トライ)。突入を仕掛けるジロ(パークドッグ)と通行(怪)人(ノーランダー)。また即席チームながら、同じ制作者の命を受け支援するマルチプルタイタンパァ(マリエ)。

 長期戦用の瞬間火力を押さえたサイダーは、数的有利を確保しながらグレネーダー通行怪人に押されていた。ジロのヴァルキリーも効果的に主君を支援する。
 ミサイルが、グレネードが、デスがショットが交互に飛び交う中戦場中央付近で3対2の戦いが続く。
だが、通行怪人がデスを回避する跳躍をつづけている間に戦局は動いた。
 ジロが戦場端に追いつめられ、サイダーが3機がかりで犯人の射殺を始めた。それぞれは散発的な射撃であっても、3機のショットが束ねられたとき軽量多脚パークドッグに生存権はなかった。
 ジロ、天に召される。
 ジロを撃破した3機のサイダーは、壁沿いに移動を始めた。折しもその先には戦場の遠くから支援を行っていたマルチプルタイタン(マリエ) がいる。射撃しながら接近した後、果敢に格闘を仕掛けるマルチプルタイタンパア。通常機動ではトライに振り切られるマリアも、格闘加速ならトライより速い。
 なぜかマルチプルタイタンパアに攻撃を仕掛けず背中を見せるサイダーに格闘が当たる!!!と思えた瞬間、信じられないものを目撃した!

 マリアエレナにデススフィアが直撃した!


 トライが後にぽろっと放り出すデスが空中にあるうちにマリアが格闘で近づきすぎて触雷するのだ!

おお!デスはホバーにも通用するぞ!!(-_☆
体力の3割近くを一気に失うマルチプルタイタンパァ。

この革命的な事故により、サイダーは追撃を一気に振り切る。というか、なぜマリアエレナを攻撃しないんだろう?
 あ・・・。和樹隊員のゼファーを攻撃しないためのプログラムでマリエを攻撃できないのか!(^^ゞ
にもかかわらず、デスは直撃。う〜〜ん、ゼウスはあなどれない。

 必然的に、放置プレイにさらされるマルチプルと、3対1の攻撃に耐えなければならない通行怪人という立場におかれる。攻撃を手控えてじわじわと削りにくるサイダーを相手に、手持ちのグレネードを惜しみながらも手数を多くばらまく通行怪人。ジロの遺産ヴァルキリーも味方してくれている。
 30秒間以上も数的不利に耐えて緊迫した攻防が続く。

 70秒、サイダー得意の宅配デススフィアが炸裂する。慌てて飛び跳ねる通行怪人。だが飛び込んだ先3発のデスが待っている小地雷原であった。そこにショットが散発的に送り込まれる。足が止まる。デスが近づく・・・・・。
 通行怪人、路上に散る。

 残るは対ゼファープログラムの影響で放置されているマリアエレナである。

懸命に近づき攻撃を試みる。全く無視される。さらに近づく。不意にサイダーも近づき始めた。
マルチプルタイタンパァが女の細腕を振り上げ刑事に襲いかかる。


また、マリアエレナにデススフィアが直撃した!

 こ、これは・・・。(^^ゞ
一気に体力を奪い取られる。残り体力20%
これ以降、遠巻きに見守るサイダーに有効な打撃を与えることもなく120秒が経過した。

ゲネス残党敗北
、
だがマルチプルタイタンパァはまだ生きている。

サイダーの間を駆け抜け、和樹隊員の拉致に挑む。

<和樹ゼファー「アースクラフト」vsマルチプルタイタンパァ> マイナーホバー同士の一騎打ち。
共に主力はミサイル。

全くミサイルを回避できないゼファーは開幕の6発ラプトルをきれいにもらう。
だが、OKEを超越した耐久力のアースクラフトはその打撃に耐える。
逆に、定期ミサイルで確実に誘導妨害を削りアースクラフトは反撃ののろしを上げる。

加速と妨害のオプション。攻防のバランスは悪くない設計だが、完全に裏目に出るマルチプル。
妨害の切れた脆弱な機体に、2発セットの中型ミサイルが襲いかかる。
ミサイル回避が苦手なホバー種にはキツイ攻撃だ。一気に形成が逆転する。

共にミサイルを討ち果たした時点で戦局は決まっていた。3%の体力に希望をかけてオフセット機動をかけるマルチプル。

だが、壁際に押し込まれ移動が止まった瞬間、無慈悲なビームがその細い体を引き裂いた。

ドクターD、またも作戦失敗!



  
エピローグ


和樹隊員は、宇宙警察機構から鳥取支部に引き渡された。

基地司令の計らいにより
「アルコールの過剰摂取による心神喪失状態であったため、責任能力はない」
との診断書を提出し、今回の動乱は終結した。

ただし、ゲネス撃退の功を称え、職をとくことだけは免れた。

和樹隊員が復職するまでには、しばらく断酒道場で治療を行う必要があるだろう。



じゃぁ、よいこのみんな。来週もこのチャンネルにぃ、

タァ〜〜ゲットォ・ロォ〜〜〜ッック!




*この番組は、
ユーザーの頼みを聞かないゲーム制作企業「アートディンク」と、
子ども達の夢を守るため優れたおもちゃを作り続ける「トミー」
そしておもちゃ会社と結託して子どもの金を巻き上げる「円谷プロダクション」に無断で制作されています。