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戦え!地球防衛軍!!

   ギルス、愛と哀しみの戦いの記録

第 16 話   あんなに一緒だったのに・・・・

本編

>戦力紹介

16話戦力 
*winpsm (lzh圧縮)

共通データ:前哨戦
  ジェノリザード
鳥取支部陣営
機体テキストデータ(未圧縮)

先鋒:ハヌマン・ゼロ素体 基地司令
次鋒:ブリューナク  たま社長
中堅:告死蝶『焔華』改 たま社長
副将:裏切者Bに下す鉄槌 Cad少尉
    左 中・右
大将:FIRE WAVE  和樹隊員
ゲネス陣営
機体テキストデータ(未圧縮)

先鋒:爆弾魔  偽ハニワ:萌えぬ
次鋒:突撃部隊 龍虎流涙の部下
中堅:フーマの遺産 ProfessorR
副将:復活のハチロクスピン Dの遺志?
大将:仮面の呪い‐蘇生触媒 仮面の戦士S

 ★情報部C准尉による総戦力シミュレート結果
注・このデータは本編と関連しません。あくまで参考データです。

→本戦

プロローグ


基地司令の奇跡的な活躍により、聖誕祭は無事に執り行われた。
隊員たちは奇妙な感慨を抱きながらも、ひとまずの勝利に喜ぶ。

事実は小説よりも奇なり? 投稿者:Cad少尉  投稿日: 1月14日(火)20時33分04秒

あれ、司令どこに行っていたのですか。一番の功労者がいなければ宴も盛り上がりませんよ。それにしても一時はどうなることかと思いました。ここだけの話ですが私など、どうにかして逃げ出そうと考えていました。地下に今まで秘密だった遺跡なんてものがあるくらいですから、どこかに脱出用の秘密通路でもないものか探そうかとさえ思いましたよ〜 おや?職員方の顔色が悪いですね。ともかく流石は司令、やるときはやりますね。今年も司令がいる限り鳥取支部は安泰です。そして、宴のあとも面白くなりそうですね…


一方、亡き主君の仇討ちのために最後の戦いを仕掛けたアシロボ嬢は、
紆余曲折を経ながらも、万人の期待通りにk星人達の手に落ちるのであった・・・。
(#リンク先にお目通しお願いします。)


第1幕

そのころ、鳥取支部では基地司令が大まかな状況を把握、事態の収束に動き出していた。

「フフフ、そうか。連中は一応、当初の予定通りに動いた、か。
若干ウチに被害が出すぎた感は否めないが、まあ見物料だと思えば安かろう。
防衛網の穴を確認させてもらったと思えば安い物だ。
さてと、いらぬ騒ぎにならぬウチに、事態を納めるとするか。」

広報部に連絡。会見準備、公式発表を行うぞ。」

定時公式発表 投稿者:基地司令  投稿日: 1月19日(日)00時37分47秒

地球防衛軍鳥取支部基地司令です。
市民の皆さま、先日は私の生誕祭にご参加頂きましてありがとうございます。
また、お笑い集団ゲネスの見苦しい襲撃があったにも関わらず、
市民の皆さまが当鳥取支部を信じ取り乱すことなく冷静に高みの見物をして
おられたことを嬉しく思います。
おかげさまで、市民の皆さまから送られるご声援に支えられ、

基地司令が
お笑い軍団をきちんと返り討ちにいたしました。

その際、賊軍の首謀者たる自律ロボットを捕獲いたしましたが、
残念ながら頭部ユニットの損傷が激しく有益な情報を引き出すことができませんでした。

該当機体は、研究のため同盟者たるk星駐地球武官に譲渡いたしました。
一部ではk星人が色香に迷い造反をおこした、等の誤った報道が行われているようですが、
我たちの大切な友人であるk星同胞を誹謗するようなまねは現に謹んで頂きたい。

また、この件に伴い市民の皆さまにご協力をお願いしたい事があります。
先日、鳥取支部付近で怪しげな埴輪型戦闘生命体が確認されております。
当支部の情報によりますと、該当生命体は非常に危険な金属ウィルス「DG細胞」
を所持している模様です。同金属ウィルスは「自己再生・自己増殖・自己進化」
能力をもっており、OKEなどの機械のみならず、我々有機生命体にすら
影響を及ぼす非常に危険なものです。容疑者は幼児体型の少女を狙う傾向がある
可能性があるため、保護者の皆さまは十分にお気をつけください。

さてと、愚民どもはこれで静かにしておくだろう。
次は身内の始末だな。

通信:部内秘 投稿者:基地司令  投稿日: 1月19日(日)00時53分28秒

諸君、連絡が遅れて申し訳ない。
すでに承知のことだろうが、先の聖誕祭を妨害した首謀者アシロボ嬢をk星人A強奪した。
わざわざくれてやると言っているのに、おもしろい奴だ。恋は盲目、か。

例のアシロボは頭部ユニットの損傷が激しく残念ながら有益な情報が引き出せていない。
よって人形フェチのA君が着せ替え遊びをしようが子どもには言えない使いかたをしようが
一向にかまわないといえばかまわない。

問題は、今回白々しい芝居を打った、何かと腹黒いたくらみを抱くk星人Bが
ドクターrankDの崇拝者らしいということだ。(別の解釈も成り立つようだな。)
だが、両名とも鳥取支部に敵対する意思もなく、地球征服の野心も表に出してはいない。
無用の内紛を招く必要はあるまい。A君の件は「演習」ということで処理する。
公式には「譲渡」ということで片を付ける。
ただ、釘は刺しておかねばならんな。さいわい、こちらにはいい手札がある、フフフ。

#フハハハハ。k星人A君、B君。通信は聞こえているはずだ。
#悪いようにはしない、まあ、とりあえず鳥取支部に顔を出したまえ。 (▼、▼メ)

問題は、偽┌|∵|┘野郎のことだ。基地への潜入を許すとはなんたる失態だ。
しかも、DG細胞か、やっかいだな。あの世界にまでリンクしてしまうと収集がつかんぞ。
素手でOKEを倒されては洒落にならん・・・。

『司令、お二人が出頭されました。』
うむ、通せ。

あ〜、出頭ご苦労。。 投稿者:基地司令  投稿日: 1月24日(金)23時53分03秒

遠路はるばる出頭ご苦労。
通達の通りアシロボの処遇は任せる。

別に、当支部に反逆行為を働いた、とか破壊活動を行ったとか、そういうみみっちいことを説教するつもりはない。まあ、嫌がらせめいたことが当分続くだろうが、当然の報いなので生涯を通じて気にしておいてくれたら十分だ。
ともかく、任せた以上は万全の状態を保つ用にしてくれたまえ。その点に問題は無かろう?

さて、言い忘れたことが二つあったよ。安心しろ、二つともよい知らせだ。

・まず一つ、君たちの大切なお仲間の行方が判明した。
http://s1.buttobi.net/rind/
E君はいま木星に向かう船の中だな。これは
軍務放棄、敵前逃亡
というやつになってしまうなぁ。残念だよ。
地球圏に帰還次第すぐに君たちの前に拘束の上で連行することを確約しよう。

・もう一つ、出世の話だ。
君たちの隊長が消息を絶って数ヶ月がたつ。
我々としては友軍の指揮官が不在という事態が続くことは避けたい。
前線指揮官権限でA君をK星地球派遣軍の指揮官と認定する。
責任と負担だけ増えてしまうが、実益のない名誉だけは手に入るだろう。
野戦任官、という奴だな。おめでとう!

すでに亜空間通信でK星強襲移民軍本部に連絡済みだ。本星からの答は
「え、まだそんなところにウチの連中がいたのですか?
 どうぞどうぞ、よろしくお願いします」
とのことだ。
さて、早速だが指揮官に頼みがある。
今回の騒ぎで当基地が被った被害金額について、K星部隊に補償を要求する。
まあ、諸君の公費が枯渇していることは承知している。
こういう場合は、「責任者が身銭を切って」払ってくれることだろう。
そういうわけで、A君、期待しているよ。 (▼、▼メ)

ご苦労、下がってよし。


かくして、たいしたお咎めもなくK星人ブラザーズは無事に軍法職員室会議から解放された。
例のごとく、二人は楽しく漫才を繰り広げながら帰路につく。
当たり前の日常の中の当たり前の行動。
これが、最後の漫才になるなどとは、誰も思っていなかったのだった・・・。

作者了承済(謎) 投稿者:K星人ども  投稿日: 1月24日(金)21時18分31秒

A「ぁ゛〜緊張したぁ」
B「やっぱり職員室に行く機会は少ないに越したことないなぁ」
A「まだ言うか・・・!しかし先、もとい基地司令、思ったほど何も言ってこなかったな」
B「だから大丈夫だといっただろう。さて、帰るとしようか。姫の待つ我らの城へ」
A「城って、あの古色蒼然というか機能不全というか廃屋同然というか倒壊寸前というかなプレハブ?」

B「ただ今〜!」
A「返事する奴がいないのに言うなって」
アシロボ「お帰りなさい」
A&B「うわああぁあぁあぁあぁあ!!」
アシロボ(以下ア)「・・・・・・?」
B「はうっつい取り乱してしまった!失礼!姫、ご気分はいかがですか!?どこか不調な所はございませんか!?」
ア「・・・・・・あのぉ」
A「どうしました?」
ア「私はどこ?ここは誰?」
A&B「ええっ!?」
B「・・・大変だ!言語機能に障害があるぞ!」
A「またベタな・・・しかし要点はそこじゃないだろう?」
B「確かに・・・アシロボ嬢、ここはK星人宿営地です。あなたはドクターDの敵を討たれようとして鳥取支部のOKE部隊と戦い、破壊される寸前の所を我々が身を呈してお助けしたのです(一部誇張あり)」
ア「アシロボ・・・それは私の名前なの?ドクターD?鳥取支部?・・・思い出せない。何も思い出せない!」
B「A、どうやら姫は記憶障害を起こしているようだな」
A「そうだな・・・どうすべきか」
B「待てよ、彼女の頭脳は人工物のはずだ。電子的に侵入が可能かもしれない」
A「出来るのか?」
B「任せろ!・・・よし、コネクタはここだな。この端子に俺の触覚を接続してと」
A「触覚!?」
B「何を今更うろたえてる?おまえにもあるだろうが。何せわれわれは『アリマキ』なのだからな!」
A「今更おぞましい事実を再認識させないでくれ」
B「お前も往生際の悪い男だな・・・よし、繋がったぞ!早速メモリーを検索・・・」
    ・・・ボン!!ブスブスブス・・・
B「あぅっ!・・・ガクッ」
A「どうしたB!しっかりしろ!」
B「接続したとたんこっちのシステムを破壊された・・・彼女は・・・まさか伝説のパソコン『chobits』!?」
A「何だそりゃ?」
B「流行に疎いやつめ・・・まぁ冗談はともかくとして、彼女のメモリーはアクセス不能になっている。おそらく、焼却炉の熱で破壊されかけたときに機密保持のためにセキュリティをかけられたか・・・あるいはメモリーそのものを破壊されたか」
A「それはまずいな・・・」
B「まずい、実にまずい。このままでは姫と私のドクターD仇討ちプランが・・・」
A「貴様、この期に及んでまだそんなくだらないことを!」
B「くだらないだと!貴様敬愛するドクターDを侮辱する気か!?」
ア「私は・・・一体?」

第2幕

「息が合う」古来より呼吸の機微があうことは、最高に恵まれた相棒を持つ証として称えられてきた。
あうんの呼吸で幾多の試練の種をせっせとばらまき続けると同時に、その芽を刈り取ってきたk星人ABブラザーズ。その二人に、いま初めて本当の亀裂が入ろうとしていた。
もちろん、当人達にその自覚はない。

いつもと同じドツキ漫才さ、またいつものようにわからない振りをしているだけなんだろ?いつもと同じようにオレを引っかけようとしているだけだろ?ちょっと漫才に慣れすぎたから、迫真の演技がうまくなってるだけだよな。
オレの隣にはいつも君がいることに変わりはないんだから。

急展開? 投稿者:K星人  投稿日: 1月26日(日)00時24分11秒

A「いいかBよく聞け!アシロボ嬢の記憶がなくなった以上、彼女はもうドクターDとは何の関係もない。今最優先するべきは彼女の心身の安全と社会復帰(?)の支援だ」

B「何を馬鹿な!お前の論には根拠が微塵もない。第一に姫の記憶が完全になくなったという保証はない。姫がご自分を取り戻される方法はじきに見つけてみせる!万が一それが叶わなかったとして、姫が偉大なるドクターDによって作られたという事実はなんら変わらぬのだ!」

A「貴様ぁ、アシロボ嬢の未来とのたれ死んだ狂科学者の怨念とどっちが大事なんだ!?」

B「愚問だな。偉大なるドクターDの御意志は全てに優先する!!」

A「ふっ愚か者め。ドクターDの遺言を貴様は知らんようだな。あの男はアシロボ嬢に、復讐など忘れ新たな人生を生きよと言っていた!ドクターDの意志に背いているのは貴様の方だ!」

B「ほほぅ、そう来たか。では、どちらが正しいか姫に問うてみようではないか…アシロボ嬢!」

ア「……私、ですか?」

B「あなたは、自分の記憶を取り戻したいですよね!」

ア「……私は、私が何者であったのか知りたいです」

B「見たかA!俺の勝ちだな!」

A「馬鹿なことを。アシロボ嬢!一つ申し上げさせていただきますが、記憶を取り戻される前のあなたはドクターDという男の助手でした。あなたはその男に奴隷同然に酷使され、弾丸や盾の代わりに敵弾にさらされ、挙句の果てに戦場に一人取り残された上その男の敵を討つために死にかけたのです。おそらくあなたは記憶を取り戻されたら今度こそ死ぬことになるでしょう。それでも、あなたは記憶を取り戻すことを望むのですか!?」

B「何を言うA!貴様の発言は偉大なるドクターDへの冒涜だ!アシロボ嬢だまされてはいけません!」

ア「私は…わ、私は……」

A「待てB、アシロボ嬢の様子がおかしい!」
   ドクン ドクン ドクン

ア「あ、頭が…頭が…!」

A「アシロボ嬢!大丈夫ですか!?鎮静剤をお飲み下さい」

B「効くわけないだろ」

ア「…お願いです…私を一人にしてください」

A「分かりました。何かあったらすぐお呼びください」
   バタン

A「なぁB、見ての通り彼女は不安定だ。この調子だと記憶障害以外にも色々不具合があるかもしれない。この件の是非はもう少し時間をおいて様子を見ないか?」

B「ふん!貴様の魂胆は読めてるぞ!俺が姫の記憶を取り戻す方法を見つけるまで時間を稼ぎ、その間に白紙状態の姫をたぶらかして貴様の思い通りにする気だろう?そんなちゃちぃ筋書きを俺が許すとでも思うか?」

A「B、気でも違ったか!?」

B「そもそも貴様ごとき下郎の姫への淫らな欲望を許容し、それに手を貸して来たのはそれが姫の敬愛するドクターDの仇討ちへの助けとなるからこそ!貴様がドクターDの位牌に唾する許しがたき輩と分かった以上貴様を姫に近づける訳にはいかん。姫の記憶は何があっても取り戻す!貴様が不当に妨害するなら容赦なく排除してくれよう」

A「ふっ、青二才め本性を現しおったな」

B「何かご意見が?」

A「無論あるとも!貴様の火遊びは即刻終わらせるのが最良の道だと警告しよう。言っておくが、この警告は法的拘束力を持つぞ!少なくともこの鳥取支部ではな!」

B「何を血迷ったことを」

A「その台詞、3倍にして貴様に返そう。ついさっき基地司令から通達があった!たった今からK星人地球派遣軍の全指揮権は私のものだ!B!貴様は今後一切アシロボ嬢に近づいてはならん!これは命令だ!逆らうようなら司令部に通報して貴様を拘束する!」

B「…そういうことか。骨の髄まで地球防衛軍の犬に成り下がったんだな。見損なったぞ」

A「狂科学者ドクターランクDの操り人形に過ぎない貴様の発言などには何の効力もないな」

B「A、後悔するなよ。最も、それは不可能だろうがな」

A「その台詞、トイチの利子をつけて貴様に返そう」


こうして、AとBは地球に来て以来初めて決別した。
そして、これが地球防衛軍鳥取支部を巻き込む血生臭い事件の始まりになることを、
二人は想像だにしなかった。

しかし、若い二人はまだ知らない。
坂道は、登るときこそ全く進まないものの、一度下り始めてしまうと、
もう誰にも止めることができないということを。
車輪止めは、すでに失われてしまったのだ。
K星の誇る重車両、そのかけがえのない両輪は、それぞれ違う坂道に乗ってしまっていた。


極秘通信 :K星人(隊員A)  


発:K星軍地球派遣軍鳥取師団隊長代行

宛:地球防衛軍鳥取支部米子本営

主文:
アシロボ姫の処遇及び保安任務について申し上げます。
現在アシロボ姫は記憶障害を起こしており、地球防衛軍鳥取支部に対して危害を加える意志、及び能力はありません。したがって、鳥取支部において彼女を保護し、徐々に更生させることを当面の方針としております。
しかし、我が隊内の一部の馬鹿者がアシロボ姫の記憶を再生し鳥取支部に災いをもたらすことを企んでおります。即刻適切な処置をとりましたが、反逆した兵士はかなり錯乱しており、今後何をするか分からない状況にあります。
よって、アシロボ姫の保安、及び鳥取支部の治安維持のため、アシロボ姫の身柄を一時的に鳥取支部に移送する措置をご許可願います。
また、ドクターDに魂を奪われ鳥取支部に害を為さんとする隊員Bの処罰をご検討下さい。
檄文 :K星人(隊員B)  


敬愛するゲネスの全ての諸賢へ申し上げます。
先日偉大なるドクターDの弔い合戦に赴いたアシロボ姫が、地球防衛軍の賊徒の虜となっております。
この、囚われた姫の奪回のため、ゲネス諸賢のお力をお貸し下さい。
地球防衛軍は姫の記憶を消去し、洗脳を施して己の手駒にせんと企んでおります。この暴挙を許せば、いずれ彼女は鳥取支部の兵力としてゲネスに侵攻するでしょう。何より敬愛するドクターDの忘れ形見を、このまま鳥取支部の軍門に下らせてよいのでしょうか?
私は、地球防衛軍の最終レベル(OKE)以外のセキュリティを解除出来ます。
また、地球防衛軍の脚型のほとんどを撃破可能なOKEを鳥取支部に侵攻させることが可能です。
あとはゲネスの皆様の支援を得る事が出来るならば、私はいつでも決起いたします。
ゲネスの、そしてドクターDの偉大なる理想を理解できない地球防衛軍などと言う矮小な輩に、地球を自由にさせないため、そしていつの日かマイナーOKEによる理想郷を地球に築くため、ゲネスの諸賢の明断を期待いたします。


ブレーキの壊れたた車があるとする。それを発車することは簡単にできる。
順調に運転しているときは、もしかすると腕さえよければ気にならないのかも知れない。
車は気持ちよく快適に走り続けるだろう。
そして、止まろうとするとき、そのときになって初めて全てが手遅れであることに気づく。
残された道は、全てを薙ぎ倒してでも走り続けるか、自らが破滅するか、二つに一つなのだ。
 

   〜鳥取支部米子本営東門前〜


B「遅かったなA!俺の目を盗んで何をコソコソ企んでいる?」

A「そうか…お前はそうまでして俺と彼女との間を邪魔したいんだなこの陰険ネクラえせゾイドヲタ!!」

B「エセとは何だ…いや、それは本質じゃない。貴様アシロボ姫をどこに隠した!」

A「隠した?それは誤りだ。保護したんだよ。彼女を死んだ狂科学者の捨て駒としか考えていない誰かさんの魔の手からね!どうせお前のことだ、最終的には彼女の意識を初期化してでもドクターDへの忠誠を植えつけるつもりだったんだろうが、お前の姑息な筋書きが俺に読めないとでも思ったか?B、お前の手の込んだお遊戯はそろそろおしまいの時間だよ」

B「貴っ様ぁ!」

A「おっと動くなよ!お前は既に鳥取支部に反逆する危険分子として保安システムに登録されている。この門から1歩でも中に入れば警備OKEが軍法会議の手間を省いてくれるだろう。俺としては、甚だ残念な結果だがね」

B「…言いたい事はそれだけか?」

A「ああ、これ以上お前に言葉を費やすのは勿体無い」

B「救いようの無い愚か者だな」

A「ほぉ?何かご意見でも?」

B「笑わせるよ。俺がお前の稚拙な企てを見通していたことすら分らないのか?お前の行状は既にしかるべき勢力に通報してある。じきに鳥取支部のガラクタなど及びもつかない精鋭部隊がここに押し寄せ、アシロボ姫を救出し、お前の退屈な地球の日々に終止符を打ってくれるだろう!」

A「お前……まさかゲネスに!」

B「偉大なるドクターDの盟友達だ!ドクターDをも上回るほどの力を持つ、な!彼らの砲火がこの基地を焦がすそのときまで、残された人生を精一杯堪能するがいい」

A「B…ついに堕ちるところまで堕ちたな。貴様の行いは鳥取支部のみならずK星にとっても裏切り行為だ!本来貴様の処分は基地司令の許可を待つべきだが、もういい!隊長代行権限で貴様の階級を剥奪し、反逆者として処罰する!!」

B「遅いな。遅いよA、遅いとも!お前が留守の間に俺が宿営地で何もしなかったと思うか?宿営地の全てのOKEのコードを書き換えておいた。もはやあそこには俺の忠実なしもべたち以外誰もいない!!」

A「今度は、お前が笑わせてくれる番というわけだ。OKEの数が妙に少ないことを不自然に思わなかったか!?宿営地のOKEの半分は既にこの基地内に移送した!独力でもゲネスと戦えるほどの戦力を。さようならB!願わくばお前が二度と俺の前に姿を現さないことを!今度出会ったら、俺は遺憾ながら容赦なくお前を粛清するだろう」

B「哀しいなA、哀しいよ。おそらく、次に顔を合わせる時にはどちらかが死体となっているだろう。それが俺であるように、今から祈るんだな。お前の祈りを聞いてくれる神がいればだが」

「他人」という言葉の持つ悲しさを知ったとき、幼児は少年へと変わる。
人と人はわかりあえない。だからこそ少しでも分かり合いたくて言葉を生み出したのだ。

そして、少年は知る。
この世に正しいことなんかないと。皆がそれぞれの正しさにしたがっているのだ。
誰も悪くないはずなのに、いつの間にかみんなが間違っている。
そして、また一人の大人が生まれる。

さらば友よ。
君とすごした楽しい日々を僕は忘れない。
君は君の信じるもののために、
僕は僕の信じるもののために。

遠慮なんかしない。
あんなに一緒だったのに、君にそんな失礼なことはできない。
僕が行くまで、他の誰にも負けるんじゃない。


 居住地不足に苦しむ祖国のために、苦労を重ね遠く異境の地に赴いた勇敢なる開拓者たちは、1人、また1人
とその志を忘れ現実の並に押し流されていく。最後に残った二人もまた、異境で心の平穏を失い、怪しげな偶像に取りすがることで身の破滅を招いていく。
 両者の最後の輝きを、それぞれの者がそれぞれの立場で見つめていた。

何?そうくるか! 投稿者:基地司令  投稿日: 1月26日(日)23時57分45秒

K星地球派遣部隊現地指揮官よりの増援要請を受諾。
総員、戦闘準備にかかれ。

今回は内部情報に詳しいものが敵にいる。
どのような事態が起こるかわからん。
気を抜くなよ!
新型機25チップ高速エッグ:ハヌマンゼロ素体が完成したのは幸いだったな。

・・・K星戦力との激突、か。いつぞやの砂漠戦以来だな。
例の装置の影響で航空戦力が使えなくなるとすると、
ちと厳しいな。


……萌えぬ。 投稿者:┏【∵】┛  投稿日: 1月27日(月)01時34分22秒
基地内にいてOKEを用意できない私はどうすればよいのだ……
よかろう 投稿者:プロフェッサーR  投稿日: 1月27日(月)15時49分31秒

隊員Bよ。貴様の文を受け取った。
地球防衛軍に被害を与えられるならば、やる価値はあるだろう。

よかろう。儂はそちらの指示通りに支援するから、貴様の思うように戦うがいい。

あと、┏【∵】┛が地球防衛軍基地内にいまだ潜伏中のようだ。
探しだし、なにかOKEを与えれば、助けになるかもしれん。
芸人魂のなせる業か… 投稿者:Cad少尉  投稿日: 1月27日(月)20時57分14秒

なんと、K星人Bが芸に磨きをかけるためにお笑い軍団ゲネスに入門?
K星人AはBとのコンビを解消し夫婦漫才に転向?
流石はK星人、予測不可能な行動に出ますな。

えっ、違うのですか?
ならばっ 投稿者:某Gヲタ  投稿日: 1月27日(月)19時18分19秒

DG細胞を自らに注入しヘンケーイ!?(゚∀゚)

ををををを 投稿者:┏【∵】┛  投稿日: 1月27日(月)22時39分16秒

これが、これがDG細胞の威力なのか!!!!!!
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レギュ餡追加 投稿者:K星人隊員B  投稿日: 1月30日(木)18時41分28秒

マイナー機による理想郷建設に邁進するゲネス各位におきましては、ご機嫌麗しゅうございます。
偉大なるドクターDに仇名し地球の平和を乱す鳥取支部の賊ども、首を洗って待っていろ!


私の愛しい車輌型OKE怪獣によるアシロボ姫救出第一陣が整った。
既に改良を加えたジェノリザード15機が宿営地で待機中だ。
こちらに入ってきている情報によれば、隊員Aも同様の機体を用意している。
こやつらに120秒戦場ランダムのVSバトルで勝った者のみが、ゲネス各位のOKEを迎撃する。
(他に駒がないのかって?ないこともないが、ぶっちゃけた話そいつらを使うとゲネスが不利になる可能性が高い)
改良型ジェノリザードは性能比に若干の微調整を施しているが、ハード構成は以前のままだ。
よって戦術そのものはほとんど変わらん。せいぜい頑張って対策を施すがいい。
ゲネスの皆様もAめのジェノリザードを突破せねばなりませんが、
策士ぞろいのゲネスなれば、対策は可能だと信じております。
不肖私めも、自らの新型機を率いて馳せ参じさせていただきます。
(ジェノと引き分けた場合、生存している機体があれば勝利、両者全滅なら敗北とみなす)

勝ち残った機体は、第2棟、通称『シンちゃん研究基地2』前にて120秒VSバトルで対戦する。
(この通称は研究員が基地指令への親しみを込めてつけたといわれているが定かではない)
対戦は、ジェノリザードとの戦闘でダメージが少なかったものから先に行う。
ゲネスが勝利した場合はアシロボ姫を救出、第2棟を破壊し脱出する。

なお、参戦できるのは原則として一人1チームだが、参加者数が5人に満たない時のみ
参加可能な者が2チーム出すことが認められる。

以上だ!地球防衛軍の者ども、覚悟はいいか?
小便は済ませたか?神様にお祈りは?部屋の隅でガタガタ震えて命乞いする準備はOK?

こうして、第2次鳥取支部対戦はその幕を開けた。

猛獣ジェノリザードが両陣営に襲いかかる。
獅子身中の虫┏【∵】┛をかかえたまま、鳥取支部は決戦に備える。


その時、とんでもない事態が判明した。
過去に幾度と無く鳥取支部の危機を救ってきた中立を標榜する仮面の戦士sが、
なんとゲネスサイドに与したのである。

ふっ 投稿者:仮面の戦士S  投稿日: 2月 8日(土)01時34分43秒

仮面の戦士Sである。

この度、故あってゲネス側から参戦致す。
参戦戦力において条件は満たしておるゆえ、
問題は無かろう?

なお、私がアシロボ姫を救出した場合だが・・・
姫の身柄は預からせていただく。
ある人物を蘇生させるための触媒として必要なので、な。


突然のこの事件は、鳥取支部司令を大きく慌てさせた。
なにより、部下思いの司令はかつての仲間だった
k星人Bのことをまだ信じていたのである。

「なんだと?
仮面のアナーキー戦士Sが敵に回った、だと?
通信文を回せ!
・・・・これはまずいな。k星人事務所A隊長代理に連絡だ。

『緊急事態、アシロボ嬢を生贄にしようと企む者あり。
 当支部は防衛に全力をつくすが、万が一に備えBとの間に回線を確保せよ。
 機械とは言え、婦女子を巻き込むのは当支部の本意にあらず。』

以上だ。
・・・Bめ、奴のたくらみに気づいていないのか?
それとも、それが奴の意思なのか?
反魂の法が古来より人を幸せにした例はないというのに・・・。」

しかし、基地司令の儚い願いはもろくも崩れ去った。
Bは全てわかった上でマッドサイエンティストの復活を企む仮面の戦士Sと手を組んでいたのだ。

日は落ちた 投稿者:K星人隊員B  投稿日: 2月 9日(日)20時06分04秒

さあ、パーティを始めようじゃないか!
まずは舞台を整えねば…LPG(低気圧発生装置)電源オン!上昇気流最大出力!
ふっふっふ〜夜が更ける頃には鳥取は瞬間最大風速70kmの大嵐だ。
嵐と闇夜に乗じて我がジェノ軍団とゲネスの精鋭が姫を強奪…もとい救出。
その暁には仮面の戦士S様のお力により、偉大なるあのお方が再び…!

フハハハ!!完璧だ!もう今から笑いが止まらん!


ついに、喜劇的な悲劇の、あるいは悲劇的な喜劇の上演が始まる。
鳥取支部には各種の報告が飛び込む。


『気圧が急低下していきます、現在930ヘクトパスカル、まだまだ下がります。
 哨戒のGメラを格納します。』
『移動車両5部隊を肉眼で確認、その後方にキャリアです。OKE射出されました。』

「・・・始まったか。
A君、悪いが手加減する余裕はない。万が一の時は許せ。
死者をもてあそぶ邪悪な反魂呪法の行使だけは許すわけにはいかんのだ。
B君も仮面の戦士Sも悪魔に魂を売り渡した、か。墜ちたものだな・・・。

さあ、諸君、行こうか。
全OKE起動、オールウェポンフリー、ハッチを開けるぞ。」

『司令、基地内に高エネルギー反応です。パターン緑、二脚型ゲネスです。』

「く!?こんなときに。
そうか、潜伏中の偽はにわ怪人を忘れていた。奴の排除が先か・・・。
最優先目標、┏【∵】┛ に設定、
基地の外で迎撃は無理か、A君ジェノリザードで時間を稼いでもらうぞ。


目標:
 裏切りジェノリザード並びにゲネス機
 ターゲットぉおお ロぉぉおおック。
」


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