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k星人劇場

   左遷環境下での内輪もめ記録

第12話 



国連戦隊の暴走機を見事に撃破したのは確かにk星所属の機体ではあった。
しかしそこには色々と事情があったのだ。

出撃前のひとコマ

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(無題) 投稿者:K  投稿日: 9月30日(月)00時42分19秒

A「隊長、暴走OKE鎮圧部隊が出撃しました。じき、戦場に到着します」
長「ふっふっふ〜。見ておれ、国連軍の暴走機などわが車両軍団で木っ端ミトコンドリアだ!」
B「メジャー車両を出せると分かったとたん強気になるんだから」
長「所で、この複雑な作戦を立てている龍虎流涙とは、一体何者だ?」
A「漢字の暗号で正体を隠していますが、前から地球に居る我々に一日の長がありました。どうやら我々と同じく地球外から来たようですね。逃亡した大統領を追って地球に来て、怪しい懐中電灯で武装した良い子の人気者と戦った経歴を持っています」
長「経歴などどうでもいい!強いのか?」
A「その辺は未知数ですが、女の子を人質に取った事があるくらいですから、悪知恵に長け手段を選ばない非情な連中なのは確かでしょう」
B「分が悪いですね〜。その点我々は悲しいほど無策ですから」
長「まぁ、いいじゃないか、鳥取支部にはCadierei少尉もいることだし。作戦を練るのは彼らに任せておけばいい」
 み゛〜〜〜っ!み゛〜〜〜っ! み゛〜〜〜っ!
A「呑気な発言ですね。現状を認識されてないと見える」
長「どういう意味だ?」
 み゛〜〜〜っ!み゛〜〜〜っ! み゛〜〜〜っ!
A「分かりましょうよ。いいですか?我々は地球防衛軍で活躍することを目的としてここに居ます。少なくともそれが当初の方針でした」
 み゛〜〜〜っ!み゛〜〜〜っ! み゛〜〜〜っ!
A「しかし現状はどうです?OKEは和樹隊員が作れ、さらに作戦を立てられるCadierei少尉が加わった。さて、我々の地球防衛軍における役割は・・・?」
B「お笑い担当」
A「そうはっきり言われても困るが、事実です。隊長!本っ当にこのままでいいんですか?」
長「だからって私に何をしろというんだ!今更取れる策など・・・」
 み゛〜〜〜っ!み゛〜〜〜っ! み゛〜〜〜っ!
長「うるせぇ!さっきから何だ?A、見て来い」
A「(こういうパシリ役はEの仕事だろうに)・・・どれどれ・・・た、隊長!緊急事態です!暴走OKE鎮圧に向かった車両部隊が全滅しました!!」
長「なにぃぃ!?どういうことだ?」
A「詳細は不明ですが、目撃者の話しによれば、暴走して暴れ出したところを通りすがりの見知らぬ多脚OKEに破壊されたそうです!」
長「見知らぬ多脚?どこの勢力だ!?まさか、例の仮面の奴じゃないだろうな!?」
A「いえ、仮面の戦士Sではありません。塗装はK星人部隊のものに酷似していたそうです」
長「どういう事だ?わけが分からん。それより何より、うちの車輌どもは暴走してしまったのか・・・まずい、暴走した挙句戦場に姿を見せん、などという事が鳥取支部司令部に知れたら何を言われるか分かったもんじゃない!B!司令部に通信、鎮圧部隊の件について適当にごまかせ!」
B「はいはいっと・・・あれ?隊長ぉ、おかしいです。司令部いわく、K星人部隊のエンブレムをつけた鎮圧隊が、もう戦場に到着しているそうです」
長「どういうことだ!?車輌部隊は全滅していなかったというわけか?」
A「いえ、車輌部隊の全滅は確認しています」
B「それに、到着している鎮圧部隊は多脚型だそうです」
長「?????・・・まっ、ますますわけが分からん〜!!」


<凱旋の後に>

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びくとりゃぁ 投稿者:K星人ども  投稿日:10月 8日(火)21時11分25秒

長「フォファファファ!見たかわれらの実力!」
A「自分のじゃない機体の優勝を威張ってどうすんですか?」
長「細かいことは気にするな!こういうときは言ったもん勝ちなのだ!そうだ、この戦果をいいことに植民地(仮設住宅)の建て増しを司令部に請求しよう!畳一畳分でも領土を拡大すれば、本国に針小棒大な戦果を報告して予算を分捕れるぞ」
A「所で、何か司令部から、シバクンジャーの破片に混じってる発信機に注意しろって」
長「ふっ、龍虎流涙も哀れよのう。あの多脚は所属不明だというのに、今ごろどこにいることやら」
B「あの・・・ここに戻ってきてるんですが」
長「・・・・・・なにいぃ!!?」
B「倉庫の隅の陳列コーナーに収まっています」
長「おお!そういえばかつて惑星ZIから取り寄せたゾイドがあそこに・・・まずい!ここの所在がばれるぞ!」
B「いや、うちも元々一般に公表されてますから」
長「それもそうか。よし!ただちにあの多脚を解析せよ。あわよくば我々の戦力に加えるのだ!」
A「その件で、ひとつお話が」
長「うむ?何かね」
A「先日、車輌部隊が例の多脚を全滅させた件で、両方がわれわれの所属であることを知った付近の住民から苦情が山のように」
長「えっ・・・?」
A「地域K星人対策委員会代表たら言う人から、付近施設の修復代7000万円と、瓦礫撤去作業への労力提供の請求がきています。拒否する場合は、賠償を求めて訴えるとか」
長「ま、まて!あれはゲネスの策略で暴走したのではなかったのか?」
B「司令部は、『今回の勝利で、地球防衛軍OKEは暴走とは無縁なことが証明された』と声明を出しています」
A「事実上、我々が街中で勝手に暴れた形になってしまっておりまして・・・まずいですよこれは」
長「おのれ多脚めぇ!この不始末をどうしてくれよう!」
A「製作者が分からないのではどうしようもありませんよ!」

↑
↓

裏びくとりゃぁ 投稿者:K星人(隊員・・・)  投稿日:10月 8日(火)21時21分45秒

C「フォファファファ!見たかDよ!われらが改良したブラックホーンは隊長の車輌ばかりか暴走OKEまで蹴散らしたぞ!」
D「うむ、よかったなC。敵さんが突撃機ばかり出してくれたのは幸運だったが」
C「何、メジャー機などと銘打っていても本当にメジャーなのは綾影、冥界、それにトライにバジら一部突撃機のみ、ダークコフィンやセメタリーキーパーを突撃機と言って出してくることはまずありえなかったのさ」
D「まぁ、飛行でこられたらやばかったのだが・・・ところでCよ、なぜ隊長らの車輛部隊を全滅させる必要があったのだ?先に戦場についてしまえばこっちがエントリー出来ただろうに」
C「糞!われらが受けた屈辱と苦痛を晴らすためには、ただ隊長の鼻を明かすくらいではすまなかったのだ!街中で所属のOKEがドンパチを始めたとあれば、やつらの評判は駄々落ちするに違いない!」
D「なるほど、たまたま彼らの車輌が暴走してくれたのはラッキーだった」
C「何を言ってる。暴走などするはずがない」
D「何?どういうことだ?暴走しなければ味方のマーカーをつけたOKE同士戦闘を始めるはずがないだろう」
C「糞!われらの多脚が隊長らの車両に襲い掛かったのを見たものはいない。目撃した近所の人が見たのは暴れている車両と多脚のみ。彼らに車両が先に暴走したと信じ込ませるのは簡単だった・・・。真実とはこうして作られるのだよ」
D「いくら小細工がはやってるからって、何もおまえまで真似しなくても・・・」
C「細かいことを聞くな、さぁ祝杯だ!おじさん!焼き鳥おかわり!」
D「それにしてもここの焼き鳥はでかいな」


凱旋? 投稿者:K星人ズ  投稿日:10月11日(金)17時34分56秒

A「隊長!車輌暴走の弁償、どうしましょう?」
長「本国からの特別予算はどうなった!?」
A「届くのは1ヶ月先です。しかもK星の金で、現地通貨¥に替えるためにさらに1週間かかります」
長「くそっ!やつら振込みも出来んのか!」
A「どうしましょう・・・裁判沙汰になれば地球防衛軍の居候としての立場にかかわります」
長「かくなる上は・・・♪地球よってく?」
A「いいねぇ♪ラララア○ムラララ・・・ぢゃねえよ。そんなことしたら利払いで特別予算パァですよ」
長「裁判沙汰よりましだ。私は金より名誉を選ぶ!すぐにお近くの支店に行け!」
A「やれやれ・・・そうします」
B「隊長!司令部から通信です。何やらデススティンガーが暴走してバロンMがハンバーガーの食べ過ぎで生活習慣病になってるからすぐ援軍を送れと」
長「ハンバーガーが暴走してデススティンガーがバロンMの食べ過ぎで生活習慣病になった?」
B「・・・わざと間違えるのやめてくれませんか?」
長「馬鹿者。貴様の要約がそのくらい出鱈目だということだ。書面を見せなさい。ほう、武装制限とな・・・何々?冥界型相手にカノン禁止、ロケット禁止、大中ミサ禁止・・・これでは、うちのOKEはぶっちゃけた話『すでに全滅』ではないか!」
B「ローケンは出せますが」
長「俺の前でそのOKEの名を言うな!・・・この際、こちらも冥界型機『マッドサンダー』を出撃させてタイマンを張るか?」
B「あの物騒な機体を動かす許可が出れば、ですが・・・」
長「むぅ・・・で、バロンMの件は・・・???何じゃこりゃぁ!?ほとんど何も使えまへんがな!」
B「まぁ、ここまで制限がついてると拡散弾の撃ちやすい車両にはかえって有利かもしれませんね」
長「そうだな、どうにかしよう。それにしてもAは遅いな。Eに至っては一月以上も帰って来ん」
B「そして、誰もいなくなった・・・」
長「何か言ったか?」
B「何も」