尉官以上のものは、下記のリストを熟読し、常に警戒を心がけておくように。
最新情報
要注意人物並びに機動兵器
未だ十分な確認がとれていないが、士官はこの情報に十分な注意を払うように。
本年中に極めて恐るべき性質を持つ二脚型自律思考機が民間の研究者の手により
開発されることが明らかになった。
実子が破滅的な髪型を苦にし家出して消息を絶ったドクター・テンマなる人物が、
自らの愛玩動物代わりにヒューマノイドロボットを研究しているようだ。
ここまでは見解が分かれるものの美談として扱うものもいるだろう。
諸君に注意して欲しいのはこの機体の性能である。
全高1.5m程度の児童並でしかないボディでありながら、なんとこの機体は
「核分裂型原子力機関」
を搭載しているのである。
推定出力10万馬力。
ジェット推進機構により独力で大気圏外離脱が可能。
失意のマッドサイエンティスト愛玩動物代わりに扱うには、あまりにも高出力すぎる。
ドクターテンマがこの機体を製作する目的は「息子の代理人形」であった。
ならば、なにも核分裂機関や10万馬力の超出力、
ジェット推進機構など必要になるはずがない。
諜報部ではドクターテンマの背後関係を徹底的に洗った。
すると、彼の背後にはドクターオチャノミズなる人物が見え隠れするのである。
諜報部の情報によれば、ドクターオチャノミズはこの機体を戦闘行動に投入する意思を
有していると思われる。
「愛玩用」と「戦闘用」、明らかに異なる設計目的が込められている原因は何なのであろうか。
ここからは推測の域を出ないのだが、こういう仮設が成り立つ。
天才的なロボット製作技術をもったドクターテンマは悪趣味が原因で手元から息子を失った。
その彼にドクターオチャノミズが目をつけた。
言葉巧みに破滅的な髪型をいとわない従順な愛玩用ロボットの製作を持ちかける。
「君の力ならできるさ」
そしてロボットの製造に取りかからせる。
そこからドクターオチャノミズの誘導が始まる。失意のマッドサイエンティストは
すでに冷静な判断を失っている。甘言を弄して愛玩用の機体に、戦闘機能に転用できる
高出力な動力機関を装備させることも不可能ではあるまい。
そして、機体は完成する。
だが、それは本来ドクターテンマの望んだ純粋な愛玩用のロボットではあり得ない。
放射能をまき散らすおぞましい戦闘兵器なのだ。
マッドサイエンティストもすぐに悟るだろう。
「これは、、、私の息子ではない・・・」
この機体の疑似精神回路は開発者の意向通り人間に従順な少年の精神構造を
基調としてプログラミングされている。
その繊細な疑似精神にはたして「生みの親に捨てられる」という事実が
耐えられるのだろうか?
ここでドクターオチャノミズがその本領を発揮するはずである。
「君は今のままでいいんだ、さあ、私とおいで」
こうしてジェット推進空中飛行可能自律型核分裂炉搭載高出力ロボットを
労せずして自らの手中に収める事ができる、というシナリオであろう。
おぞましいことに、諜報部はドクターオチャノミズの研究資料の中に、
この機体の「家族」を考案しているという情報をつかんでいる。
この点をかんがみても、我々の推論は大きくはずれているとは思えない。
ともあれ、地球防衛軍極東の各前線基地では十分に警戒に当たられたい。
なお、我々は以後、この機体が完成するまでコードネーム「A」と呼称する。
ただし関係者の間で「かっとび原子君」と呼ばれているらしい事を付記する。
地球防衛軍「機密」
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写真は、某報道局が撮影に成功した 電気ネズミ。おそらく、デンキウナギなどの 生命体とネズミを遺伝子レベルで融合させた ものと思われる。 この映像の衝撃波すさまじく、視聴者のなかには、 体調を崩すものが続出した。 |
「マサラ」と呼ばれる離島で密かに研究されていた生物兵器たちがいる。
体長は数十センチから数メートル。体重は数百グラムから最大数トン。
現有生物と変わらないサイズではある。
しかし、問題となるのはこれらに付与された特殊能力である。
強靱な筋力による打撃、鋭い爪や牙を用いた攻撃、
巨大な体躯を生かした圧迫などはもとより、
雷撃能力や、旋風による衝撃を攻撃手段として持つ。
いや、それらはまだ現有生物の能力を強化させたと考えれば納得できる。
火炎放射能力や氷結能力、果てはESPやPSY、
あまつさえ天変地異を誘発する気象攻撃能力まで備えているのである。
そして、これらの生命体は比較的容易に捕獲でき、主となった人間の命令を
忠実に守る性質を持つのである。
しかも、なにより恐ろしいことに、使役生物兵器とかすこれらの生命体は
幼児玩具の「ガチャガチャ」に用いられるものに酷似したカプセル(MB)内に
封入が可能となる。
考えてみてほしい。仮に厳重に警戒された施設にあどけない少年が侵入し、
ポケットから数個のカプセルを取り出す。
するとそこに体長数mにも達する岩石生命体や、幽体ESP使い、電磁生命体などが
出現するのだ。もちろん、警備要員の保有する小火器で歯の立つ相手ではない。
奇跡的に、現在はまだ島の外に持ち出されたという情報は入ってない。
島の機密も厳重に保たれているようだが、未確認情報によると、
「赤」「緑」「黄」「金」「銀」の特殊図鑑を保持するものには容易に進入が可能になると言う。
さらに、世界一の軍事大国であるA合衆国がこれらの生命体に注目しているという情報も入っている。
早急に対策を協議せねばならない。
なお、地球防衛軍ではこれらの生命体を見たままの印象でこう呼称する。
「バケモン」と。
地球防衛軍「局外秘」
危険人物記録第2530号 ドクター・ジャム

多数の食品型戦闘二脚生命体を駆使し、
先住民を慰撫して惑星の支配をもくろむマッドサイエンティスト。
手配所にもあるとおり、パン職人に偽装する。
配下の戦闘生命体では「こしあん」を主動力源とした戦闘生命体が最強である。
ただし、該当生命体は以上にエネルギー効率が悪い点からつけいる隙は多い。
最近制作された新型の戦闘ユニットはどうもロリコン路線に走っているようだ。
ドクタージャムには常に行動をともにする若い女性の姿も確認されている。
彼女が「食品型生命体」なのか、
ドクタージャムの同志なのかは全く明らかにされていない。
地球防衛軍「局外秘」
危険人物記録第2527号 猫型機動兵器D

地球防衛軍極東総監部においてもっとも注意するよう指示を受けている対象。
時空警察機構からの最優先捕獲目標としての要請を受けている。
少なくとも、1980〜2002時点での本次元における日本に
潜伏しているのは間違いない。
Dは毎週ブラウン管を通じて政見演説を行うという大胆不敵な
行動をとっているにも関わらず
未だに時空警察にそのしっぽをつかませていない。
ありとあらゆる時空因果律法を破っており、低時住民に深刻な悪影響を及ぼしている。